おはようございます。
今朝は板の話です。
今シーズンはSALOMON DANCEHAUL 152をメインで乗っているので、使用感などを書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】サロモン ダンスホール:今シーズン乗っているボードについて
結論
いろいろ挑戦したくなりますし、初級者から上級者まで楽しめる板だと思います。
詳細は下に書きます。
SALOMON DANCEHAUL
20-21モデルなので注意してください
乗ってみての感想
パウダーボードのような形状をしていますが、オールラウンドに使える板です。
ノーズだけではなく、テールにもロッカーが入っているので、スイッチで乗っても問題ありません。
ワイドシェイプの板ですが、幅広い感覚はあまりないです。
それでも、板を立てることには適しているので、カービング時には体重を十分に預けられます。
センターがフラットになっているせいかハリがあります。
トーションはそこまで強くないと思います。
ねじれを使うというよりも、板のハリからサイドカーブを楽しむという感じです。
ファットボードなのですが、ショートファットではないと思います。
いつも使っている板の長さで問題ありません。
幅を感じさせない板なんですよね。
それでいて、ファットボードならではの安定感があります。
フラット楽しいです。
シェイプやロッカーキャンバーから予測できると思いますが、パウダーはいいですね。
ぐんぐん進んでいきます。
ワイドシェイプだけあって、板を立ててもドラグがかかりにくいので、カービングが気持ちいいです。
テーパードが入っているので、抜け感もかなりあります。
そして意外とキッカーも入れます。
サロモン特有のポップスター構造が入っているので、オーリーがしやすかったりします。
セットバックが0cmなので、スタンスを選ばなかったりします。
自分でセットバックを入れてもいいですし、ダックスタンスで遊んでもいいです。
ゲレンデの隅々まで遊びつくせる板ですね。
セットバックを入れるとまた違った表情が出て楽しいんですよね。
前足が重要になってきます。
前足で操作しますし、前足を思い切り踏んでも詰まる感じはなくなります。
きちんと受け止めてくれる板になるんですよね。
ノーズが長くなることによって受け止める力のキャパシティが広がるんだと思います。
この価格帯でこのスペックを出せるのはサロモンという大企業でないと無理だと思います。
買った経緯
衝動買いなんですよね(笑)
存在はなんとなく知っていましたが。
もともとはBC STREAMのDRが欲しかったんですよ。
欲しかったんですが、カービングボードは結構持っているのでいったん保留かなと。
あと、問題となったのは価格です。
DRは価格に見合った性能を持っている板です。
そんな板のソールは傷つけられないなと。
ジブとかキッカーとか入るのに、別の勇気がいりそうだと思ったんですよね。
この板を知ったのはYouTubeのMalcolm Mooreというチャンネルです。
いつの間にかなんとなく登録していたチャンネルでした。
ワーピグに乗っていて使用感とかどうなんだろうと思ってみてたんですよね。
そしたら、早い時期に今シーズンはダンスホールに乗るといってそこからこの板に注目しました。
スペックを調べると結構DRに近いんじゃないかなと思っていました。
とはいえ、買うつもりはその時はなかったです。
しかし、ショップのセールで、試乗板が半額で売られていました。
その中にこの板があったんですよね。
少し迷って結局購入しました。
多分、今シーズンは雪多いし、パウダーボード欲しいしってことで。
試乗板っていろんな人が乗るので、ソールが少し汚れていたりします。
さすがにジブは入らないので、傷はそこまでないですが、昨シーズンは雪が少なかったので、ソールは汚れていました。
それでも、クリティカルな傷はなかったです。
また、試乗板って、ベースワックスは十分に浸透しています。
エッジも整えられているので、初期費用が抑えられるんですよね。
自分で汚れを取って、ワックスを入れればいいだけですので。
試乗板を買うときはソールやエッジを見て買いましょう。
DRとの違いは?
コンセプトは多分一緒。
似ているとはいえやはり少々違います。
昨シーズン試乗会でDRに何度か乗った感覚と比較します。
DRはノーズが本当にワイドになっていて、セットバックも入っています。
トーションも結構あります。
DRは板全体を使って滑れる感じですかね。
ノーズの方に突っ込んでも結構安心感があって、トーションのおかげでポジションを整えやすいです。
ゲレンデを横向きに楽しめる板だと思います。
無重力感があるといった感じですかね。
ダンスホールはきちんとセンターに乗る感じです。
両足のバランスのいい位置にポジションを置く必要があります。
ノーズの方に突っ込むと詰まります。
窮屈感というわけではないのですが、基本的な板の乗り方を教えてくれる板だと思います。
高速域が特に楽しく、ゲレンデを縦に使うとより一層楽しめると思います。
不満点は?
152しか売っていなかったので仕方ないのですが、欲を言えば157でよかったかなと思っています。
上にも書いたようにスピード感を持った遊び方が適していると思います。
サイドカーブが浅く、エッジが長いほうが楽しめるかもしれません。
サイズが変わると乗り味が変わったりするので一概には言えませんが。
サイズ自体が少ないので、対角によっては選べない板かもしれません。
いい意味でも悪い意味でも優等生です。
癖がないですし、誰でも乗れます。
乗りこなし感がないという部分もあるかもしれません。
逆に言うといろんなことにチャレンジしやすい板だと思います。
パウダーに入ったことなくても突っ込めるし、
キッカーは言ったことなくても入る気になるし、
ジブにもチャレンジできます。
チャレンジという部分では遊びを増やす方に費やせるかもしれません。
ファットボードについて
ファットボードについては下記の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
今シーズンサブで乗っていたボードについて
今シーズンサブで使っていたRIDE TWINPIGについては下記の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
まとめ
遊びの幅が広がりますし、ゲレンデのいろんなところに行きたくなります。
総評としてはかなり良い買い物したと思っています。
152は短いとはいえ取り回しはかなり良いですからね。
自分は「普通の板」が欲しかったので、その欲求は十分に満たしてくれていると思います。
まあ、普通の板ではないんですけどね。
21-22シーズンの板はデザインだけ変わって、スペックは変わらないみたいです。
乗ってみて損はしないと思います。
乗って不満だった人はいないのではないかなあ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。