おはようございます。
今朝は板の話です。
オガサカの試乗会に行ってきたのでその話をしたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】OGASAKA Snowboardsの試乗会:行ってきた
結論
乗ってきた板はFC 160W、Shin 167、CT 158W、TF 156、FC-X 158。
詳細は下に書きます。
鹿島槍スキー場
鹿島槍スキー場は毎年オガサカのメーカー試乗会があります。
白馬エリアですが、他のスキー場に比べて標高が低いです。
そのため、アクセスはいいのですが、春先などの雪の状態の維持が難しいです。
自分は糸魚川方面からいったので遠かったです(笑)
ゲレンデの形状も変わっていて、中央から四方に伸びたリフトに乗り、滑りたいコースを滑るという感じですかね。
ゲレンデの規模はそこまで大きくはないのですが、コースの多さは満足できるものがあります。
施設が優れているのも特徴の一つです。
きれいで使い勝手が良いです。
自分は春先の試乗会の時しか鹿島槍に行けていないので、ハイシーズンに行きたいものです。
今回来たときはシャバ雪、ザラメ雪、コースの多くは閉鎖、茶色いとこ見えてるって感じでした。
試乗会の開始
10:00貸出開始で13:30貸出終了、14:00最終返却という感じでした。
コロナの影響で貸出終了が少し早まっていました。
メーカー試乗会の良いところは一つのメーカーを堪能できるところですかね。
参加者もそこまで多くないのでじっくり選ぶことができますし、返却時間がつかみやすいです。
30分おきに帰ってくることを考えておけば、どの時間待っていればいいのかがよくわかります。
自分は9時半くらいについたのでそこからコース状況の確認をして、どこら辺を滑るのかを決めていました。
滑ってたらちょっと楽しくなってきちゃって、結局、貸し出しに向かったのは11時ころでした。
試乗会に必要なのは免許証とビンディング。
免許証を受付に見せて必要事項を紙に記入して参加できます。
借りたい板のリスト
乗りたかった板はCT W、FC-S 163W、Sprout。
果たして乗れるのか?
一枚目はFC 160W
11時だと見事にいろんな板は借りられていて、残った板は数枚でした。
短い板が多かったですが、FC 160Wがあったので乗りました。
FCというのは不思議な板で、カービングはもちろん得意なんですよ。
加えて、フレックスから取り回しの良さ際立っています。
160しかもワイドというのにもったり感やレスポンスの遅さは感じません。
板を立てると、エッジは雪に食いついて、スピードがでにくい雪質でしたが、カービングを楽しませてくれました。
昔乗っていたFCよりも操作性がかなり上がっている印象です。
カービングマシンですがそれだけじゃないのがFCという板なんだというのを再実感できました。
二枚目はShin 167
Shin167はずっと乗りたかったのですが、乗ったことがなかったんですよね。
春先のザラメ雪なので、不向きとなんですが、乗ってみました。
Shinはオガサカのパウダーボードです。
167はOGK2コアでワイドシェイプと浅いサイドカットが特徴です。
パウダー形状だけあって、ノーズがつかえることなく、スムーズに板が抜けていきます。
ノーズの使い方が大切になる板だと感じました。
その部分でいかに操作するかがこの板を楽しく乗れるかどうか変わると思います。
ノーズがかなり強いんですよね。
きちんと踏めないと操作がうまくいかないかもしれません。
パウダーを滑るとまた違った感じになると思うのですが。
三枚目はFC-X 158
昔、知人に借りて以来のFC-X。
久しぶりにワイドシェイプじゃない板に乗りました。
雪質自体、向いている状態ではなかったのですが、乗ってみたくなったんですよね。
FC-Xっていわば王様なんですよね。
オガサカの中で一番どっしりとしている。
しかし、滑りだすとそのどっしり感はどこへやら。
重厚かつ軽快な滑りをしてくれます。
王様なんだけど、きちんと民のいうことを聞いてくれるといった感じですかね。
それでいて頼れるところは本当に頼れます。
ハイシーズンの急斜面とかで思い切りいきたい板なんですよね。
つくりのせいなのか、メタル2枚入っているとは思えない軽さなんですよね。
四枚目はCT 158W
来シーズンから追加されたモデルです。
まさに自分は待っていたモデルになります。
どこにも違和感なくスムーズに滑れることは素晴らしいの一言です。
ワイドシェイプなんですがターンの切り返しがスムーズで、この調整のために時間をかけていたんだなとすごく感じました。
ただ、自分は失敗したんですよね。
ダックスタンスで乗ったんですが、ダックスタンスの時、通常スタンス幅59前後で乗っているんですよね。
今回推奨の56で乗ってしまったため、窮屈感があり、自分が感じる板のフィーリングとずれができてしまったんですよね。
こういう部分が限られた時間での試乗会の難しいところでもあり、新しいところを知れる部分でもあるんですよね。
キャンバー形状に乗るのが久しぶりというのもあったかもしれません。
五枚目はTF 156
FC、CTに次ぐモデルとして提唱されているTFが最後の板となりました。
TFは乗ったことがなかったので、乗ってみたかったんですよね。
TFは「The Free」の略称。
やわらかく、取り回しが良く、初心者からスノーボードを楽しめるコンセプトの板です。
確かにやわらかく取り回しは簡単でいい感じで乗れる板なんですよね。
その分難しい板だと自分は思いました。
CTという絶対的なボードからの差別化が十分にできていないと感じたんですよね。
CT-Mというモデルがあったんですが、その次モデルがTFだと思うんです。
ちょっとおとなしすぎる感じがあります。
FCが王様ならCTは王子様。
TFは王子の兄貴分だと受け入れやすいんですが、どうもそうなっていないような。
兄貴分はCT-IZなんだろうけど、別角度の兄貴がいてもいいと思うんですよね。
かといって、甘えんぼの末っ子という感じでもないんですよね。
なんか抽象的ですみません。
オガサカCT、FC乗り比べ
それぞれの記事は下にまとめてあります。
ご参考までにどうぞ。
まとめ
試乗会は普段できない体験と経験ができます。
全く性質の違う板に乗って気づくこともあると思います。
結局FC-Sとスプラウトには乗れませんでした。
FC-Sのデザインは20-21シーズンの方が好きでしたね。
オガサカの板ばっかり紹介していますが、なんか原点回帰って感じで好きなんですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。