おはようございます。
今朝は板の話です。
ハンマーヘッドボードを6個紹介したいと思います。
ちなみにすべてフリースタイルの板です。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】おすすめ国産ハンマーヘッドボード6選:板の話
ハンマーヘッドボードって?
ハンマーヘッドについては以下の記事で紹介しています。
レース用は比較的両方ともに使えますが、フリーラン用でラディウス角が大きいものはレースに適用できないものもあります。
おすすめハンマヘッドボード6選
MOSS TWISTER
国産スノーボードのパイオニア モス。
ハンマーヘッドボードの代表にTWISTER(ツイスター)があります。
TWISTERはメタルを使っていますが、全面に使用はしていません。
そのため、メタル、竹、カーボンのそれぞれの反発を見ることができます。
滑りがやんちゃでポップなんですよね。
まったく同じ形でコア材を厚くしたTWISTER PROSPECTとメタルが使用されていないTWFDもあります。
長さによってテーパードの入りも違うので、選ぶのに迷ってしまう板です。
OGASAKA FC-S
オガサカスノーボードはフリースタイルカービングモデルにFCシリーズがあります。
その中でもFC-Sはセミハンマーモデルになります。
FC-SのSはStiff(硬い)という意味ですが、板の芯材、形状がもともとのFCとは異なり、ハイスピードでのカービングが気持ちのいい板です。
体重を思い切り預けることができるのに、驚愕の軽さ。
シーズン通して気持ちよく滑ることのできる板になっています。
BC-Stream RX
BC-ストリームはカービングできる板が多すぎて紹介するものに迷います。
しかし、その中でも、アイデンティティが最も特徴的なのはRXになります。
この板が販売されたときは衝撃で、ついにフリースタイルの板もここまで来たかと思いました。
この板の特徴は何と言っても長さになります。
フリースタイルボードでは成しえなかった174cmという長さ。
それでいて操作性が良いというのは、ありえないです。
ありえないがやりのけてしまうのが、BC-Streamというメーカーなのだと思います。
VC キャンバーを使用しているため、ソールが地面が接地しているときは板の長さを感じません。
しかし、きちんと板を立てられたときに、エッジ部分が伸び、素晴らしいカービング性能を発揮します。
素晴らしく恐ろしい板ですよね。
Gray Desperado Ti Type R
グレイの代名詞とも呼べる板がDesperadoですよね。
板を立てやすく、スピードに乗せやすい板です。
全面にチターナルシートを採用しているため、メタルの硬さを感じることができますが、驚くほど軽いです。
様々な長さがあり、男女ともに使いやすいサイズがそろっています。
YONEX SYMARC
ヨネックスのスノーボードはカーボンの技術の高さと個体差の少なさが魅力です。
シマークはハンマーヘッドですが軽さと反発両方を味わえます。
ノーズとテールの部分にフラット部分があり、板の操作のしやすさとエッジの食いつきの良さを両立しています。
また、サイドカットを多段で行うことにより、曲がりやすさ、食いつきの良さ、抜けの良さを並行して行っています。
上位モデルのSYMARC Mgもあり、さらなる硬さや安定性を求める方には向いています。
OJK special snowboards SILVER SHARK 7
もともとは樹脂工場のOJK special snowboards。
OJKは岡田樹脂工場の頭文字です。
プロスノーボーダーでデモンストレータである岡田代表が板の設計をしています。
もともとラウンドボードに力を入れていたメーカーですが、ハンマーヘッドでも存在感があります。
SILVER SHARK 7はメタルを2枚使っている、雪への食いつきがやばい板です。
乗ってみればわかるのですが、板が重いことは欠点ではなく、こういうアプローチもあるんだなと実感させられます。
サイトや商品を紹介したかったのですが、サイトは工事中で、商品は見つかりません。
興味がある人はフェイスブックなどで直接メッセージを送ってみましょう。
代わりにプレートを紹介しておきます。
OJKはもはやプレートがかなり有名ですよね。
1cmのプレートを挟むことでエッジのくいつきが格段に変わります。
また、樹脂製のプレートなので板のパタツキを吸収してくれます。
値段もプレートの割に高くなく、入手性も容易なので、おすすめできます。
スノーボードもプレートくらい入手性が良ければいいのですが…
国産セミハンマーモデルについて
セミハンマーモデルについてはこちらの記事で取り扱っています。
ご参考までにどうぞ。
まとめ
ハンマーヘッドの欠点は扱いにくさですが、キャンバーや素材の開発がすすみ、扱いやすい板が増えてきました。
各メーカーの狙いどころが違って、今の板選びは非常に面白いです。
ハンマーヘッドはオールラウンドではありませんが、独特のスピードとエッジへの安心感は病みつきになります。
かといって一辺倒のボードばかりではなく、やんちゃな走りやしっとりした走りなど、板によって表情が変わります。
滑りやカービングに特化した板であるハンマーヘッドボードは、板の素材が一番楽しめるのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。