スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】ドラグダケを使ってみて:板の選択肢が広がる?

  • 2022-01-24
  • 2022-01-24
  • 小物

おはようございます。

今朝は小物の話です。
ドラグダケを使ってみたのでその感想を使ってみたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】ドラグダケを使ってみて:板の選択肢が広がる?

結論

ドラグダケの良いところは何と言ってもドラグをしないところ。
板のフレックスに干渉しないところもかなりポイントが高いです。

詳細は下に書きます。

ドラグダケについて

ドラグダケは21-22シーズンからOJKが販売しているプレートになります。
名前の通り、ビンディングの下に1cmの空間を作ることにより、ドラグを防ぎます。

一般的なプレートと違い、板のフレックスやトーションに干渉しません。
その分、振動なども吸収しませんが。

かなり価格が抑えられているので、今まで乗っていた板でも違う乗り味を楽しめるようになります。
詳しくは下の記事に書いてあるのでご参考までにどうぞ。

【スノーボード】カービングプレートとDRAG DAKE PLATEの違いって?:OJKの新グッズ | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)

実際に乗ってみて

今回は圧雪でのフリーラン、カービングをメインに滑りました。
ボードはMOSSのマジェスト、バインディングはバートンのジェネシスです。

モスのマジェストは5年位前に買ったものですが、メタルがふんだんに使われたハンマーヘッドボードです。
フリーカービングの名機ですね。

買った当初は自分のレベルにあっていなかったこともあり、あまり上手に滑れなかったんですよね。
また、当時はワイドボードはまだ珍しく普通のシェイプがほとんどでした。

その為、足が大きい自分にはスノーボードがドラグすることは当たり前だったんですよね。
昔話はともかく、使った使用感です。

まさかこれほどまでドラグがなくなるのか、というのが率直な感想です。
高さというのはプレートとして必要なファクターなのですが、ドラグダケは軽いというのが大きいです。

プレートにはある種重さというのがついて回ります。
そうなると、足元の操作が重くなることが多いんですよね。

リフト乗っていても足が疲れますし。
マジェストはメタルボードですので、そもそもが重いんですよね。

だから、余分な重さは極力ないほうが良い。
その分、ドラグダケは重さが気になりませんでした。

その為、足元は結構操作感が良く、クイックな動きができました。
また、面積が絶妙で、足元にしっかりした安定感を感じます。

ビンディングのプレートより少し太いというのが良いんでしょうね。
また、トーションやフレックスを本当に邪魔しません。

板本来の滑りを感じれるというのは本当にうれしかったですね。
なんか、数年越しに初めてこれがマジェストかって気分になりました。

板はぐいぐい立てて押して行けるし、ロングターンもショートターンも結構自由に描くことができました。
作用点が遠いせいか、気持ち板を曲げやすく感じました。

その分反発もあると思うのですが、樹脂製のプレートですのでうまく吸収してくれているのかもしれません。
細い板を何も気にせず自由に扱えるといった感じですかね。

要約すると
①ドラグがかからない
②足場に安定感が生まれる
③板の性能を直に味わえる
④プレスがしやすい
⑤反発を多少は吸収してくれていそう

良くないところは?

設置のところが少しめんどいかもしれません。
アングル合わせのための数値がないんですよね。

ただ、そこまでシビアにアングルを併せる必要はないのかもしれませんが、気になるところです。
付属のビスは強度がありますし、モスのようにショートビスタイプにも対応しています。

ただ、六角がないと締められないのはちょっと使いづらいかもしれません。
また、ビスを付けてからのはまりが悪いです。

結構傷がつきやすい素材かなとも思います。
プレートに比べてバインディング用のビス穴が深めです。

締めにくいのと、少し不安なんですよね。
とはいえ、他のプレートに比べると設置はかなりしやすいです。

真鍮製のビスの上にそのままビンディングのビスを入れられるので、スタンスとかを変に計算しなくて済みますしね。
そんなに時間もかかりませんし、ぜいたくな悩みかもしれません。

バインディングのプレートの性能を生かしにくい部分もあるのかなと。
FLUXのようなベースが硬めのバインディングなら問題ないかもしれません。

しかし、今回用いたジェネシスは板のフレックスを感じやすい機構になっています。
その為、硬さが一辺倒になってしまうのは少しもったいなく感じます。

ユニオンとかのベースがやわらかいものも同様かもしれません。
ミニディスクやESTにはつけられるようになれば面白いんですけどね。

板の選択肢が増える

自分の率直な感想はこれです。
いままで選択肢になかった板を選んでもよくなると思うんですよね。

まず、足の大きさにかかわらず、板を選べるようになるのは大きいです。
さらに、今回はカービングをメインに使いましたが、ジブやグラトリ、もしかしたら他のスタイルにも使えると思います。

板の性能を最大限まで引き出せるので、結構恐れ知らずに板を選べるようになるんですよね。
板がはじける感覚を味わえますよ。

ワイドボードは増えてきました。
その分、ワイドボードをメインにチョイスする人も増えてきました。

その選択制を下げるというか、通常のシェイプのボードをその選択肢の上にまで持っていける。
そんな優れたアイテムだなと思いました。

まとめ

OJKのドラグダケはドラグの軽減だけではなく、板の性能を引き出してくれる素晴らしいアイテムです。
プレートだと身構える必要もなく、ちょっと試してみてもよいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。