おはようございます。
今朝はビンディングの話です。
20-21シーズンに使用していたビンディングについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】BURTON GENESIS:今シーズン使っていたモデル
結論
体重を預けていけるのはもちろん、操作性も素晴らしいです。
詳細は下に書きます。
BURTONのビンディング
総合スノーボードブランドであるバートンから販売されているビンディングになります。
バートンのビンディングはすべてのビンディングがどんな場面にもフォーカスされていて、なかなか分類わけや差別化が難しいです。
エントリーモデルのFS、フリースタイル向けのマラビータ、レスポンスの良いカーテル、フリーラン向けのジェネシスという感じですかね。
特化しているわけではないのですが、無理やり分類わけするとこんな感じです。
ジェネシスはその中で一番価格が張るいわゆるハイエンドモデルです。
その他さらに硬くしたカーテルX、ジェネシスXが存在します。
バートンのビンディングはとにかく頑丈です。
そしてオーソドックスな形状なのですが、使いやすいんですよね。
ちなみに2×4に使用できるのはRe:Flexモデルです。
ESTモデルはバートンが出している、The Channelシステム搭載のボードにしか使用できません。
ステップオンもありますが、ここでは触らないどきます。
19-20 BURTON GENESIS
外観について
型落ち品になりますが、形状自体はほとんど変わっていません。
ジェネシスの特徴なのですが、何と言っても2重のハイバックになります。
ハンモック部分でホールド感、カーボネート部分で硬さを出しています。
自分が使用して思ったのは、ホールド感よりもずれなさがすごいです。
ヒール部分、ベースプレートとハイバックに滑り止めのゴムがついています。
特にベースプレートのB3ジェルクッション。これがすごいです。
ずれないどころかほんとに足がずらせません。
最初に踏むポジションを決めてから足を置かないと結構困ります。
アンクルストラップの内側も一部薄くなっていて、がばっと開けるのにとても良いです。
自分は立ったままビンディングをはめるのですが、これが本当に重宝しました。
ただ、リフト乗るときなどは踏む可能性が高いので、ハイバックなどで抑えておく必要があります。
ストラップも少々重めなので、広がりがちです。
アンクルストラップの位置はベースプレートのサイドウォールに挟まれています。
外側にも触れないし、足にも干渉しません。
ハイバックフォアドリーンはツールレスで動かせるタイプです。
細かく設定できます。
ローテーションはFLUXと同じ感じです。
ツールレスで、ギザギザをはめ込む感じです。
ディスクへのアクセスもツールレスです。
ディスクの形状も特徴的で、つまみやすく軽量です。
ラチェットがダブルテイクというんでしょうか。
バートンの上位モデルにのみ採用されている斜めにギザギザが入っているやつです。
アンクルストラップのラチェットは購入できず、分離もしにくいので、壊れると結構大変です。
壊れたこと話はこちら
乗り味について
良い意味で特徴がないのかなと思います。
というか、ビンディングの評価って難しいなって思いました。
癖が本当にないビンディングです。
その中でも特筆するべきところは安定感。
全体的に重厚なつくり、大きめのベースプレートとハイバックから生み出される安心感。
スピードを出しても、体重を預けてもピンポイントで支えてくれるのがとても良いです。
ミディアムフレックスとのことですが、フレックスはやや硬めです。
自分は体重があるので、結構よい感じです。
レスポンスもよいです。
カービングからの切り返しもスムーズで、力が逃げていきません。
本当に足のパワーを受け止めて、それを板に伝える。
伝え方が素直というか、ちょうどいい分散というか、難しいですが、そんな感じです。
得意な乗り方はフリーライドになります。
パウダーランやカービングが良いと思います。
結構パワーの出せるビンディングなので、板のフレックスは少しあってもいいと思います。
かといってやわらかい板が不得意という訳ではありません。
パークやジブ、ラントリも全然いけます。
ただ、ベースプレートがやや大きめなので、ビンディングギリギリまで板をしならせるというのは少し難しいと思います。
オールマウンテンボードとの相性が本当に良いです。
安心して乗れる。そんなビンディングです。
21-22シーズンとの違いは?
パッと見た感じ、ほとんど違いはないようです。
カラーデザインが変わったって感じですかね。
ジェネシスって、ある意味完成形のビンディングの一つだと思います。
これから帰るのもなかなか勇気がいるレベルだと思います。
まとめ
安定感とパワーを出せるところが特に秀でています。
重さはありますが、その分、硬めの板と相性が良いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。