おはようございます。
今朝はブーツの話です。
ビブラムソールについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】ビブラムソールって何?:どう違うの?
結論
スノーボードブーツとの相性も良く、多くのブランドで使用されています。
詳細は下に書きます。
ビブラムって何?
Vibramはイタリアにある靴底メーカーであり、登山靴をはじめ多くの靴に使用されています。
スノーボードブーツにも多く使用されています。
黄色くVibramのロゴが入っているのがビブラムソールの特徴です。
ビブラムとゴアテックスは両方とも素材になるのですが、スノーボードとは切っても切れない存在になっています。
ビブラムソールの優れている点なのですが、ソールとして求められているものをすべて補っていることになります。
シンプルなのですが、必要なものをとことん追求したのがビブラムソールであり、ある意味ソールの終着点といっても過言ではありません。
高い耐久性は靴底の摩耗を押さえます。
歩き方が悪い人でも靴底がなかなか減らないんですよね。
衝撃吸収にも優れています。
ソールが厚い分重くはなるのですが、足首・膝への負担を減らしてくれます。
そして本当に滑りません。
雪の上はもちろん、氷の上も結構いけます。
ソールパターンがよく、雪も付着しにくいですしね。
重さ以外の部分はスノーボードに向いているソールだと断言できます。
ビブラムソールはスノーボードブーツに向いているの?
上でも書いた通り、ビブラムはスノーボードブーツのソールに適していると言えます。
特に滑らない部分と、耐久性が高い部分が適しています。
すべらないことによって、ビンディングとのずれをなくします。
そうすることによって、レスポンスがよくなり、自分の思った通りの荷重がしやすくなります。
スノーボードブーツは長期にわたって使用することが多いです。
しかも、使わずに保管する時間も長いです。
普通のソールでは加水分解してしまうような時間でもビブラムソールは耐えられます。
耐久性が高い部分はこういうところにも生きてきます。
耐衝撃性については実は意見が分かれます。
普通に滑ったり、ジャンプする場合、耐衝撃性が高いことが好まれることは想像できると思います。
しかし、耐衝撃性が高いことで、微妙な足裏感覚が損なわれたり、足から板への荷重の伝達が遅くなってしまうことが危惧されます。
ジブやラントリをやる人は足裏感覚を大事にするので、意外と薄いソールが好まれたりします。
ビブラムを辞めたブランドもある
代表的なのはディーラックスでしょう。
一部モデルにはまだ使用されていますが、数年前からソールを自社開発品に変えています。
買えた理由は「足裏感覚の向上」ということになっていました。
確かに足裏感覚に関してはものすごく上がったと思います。
あまりに足の裏に伝達しすぎて、不安になるレベルです。
耐久性も悪くないと思います。
しかし、滑るんですよね。
ビンディング上で滑ることの防止はビンディングのプレートの技術により解消されることが多いです。
問題は、ビンディングをはめていない時です。
ガッチガチの氷上ではまず滑ります。
リフト待ちの時も滑ります。
結構体力を消耗するんですよね。
良い部分もあれば悪い部分もできたという感じでしょうか。
ただ、自社品に変えたのにお値段据え置きは少し、コスパ面が悪く感じたりもします。
ビブラム以外のスノーボードブーツのソール
自社開発品が多いのですが、フラックスはヨコハマタイヤのゴムを使用しています。
スタッドレス技術をそのまま応用しているので、雪上性能は言うまでもありません。
履いたことがないので、足裏感覚については言えませんが、使用しているモデルは考えられていると思います。
もちろん、ハイエンドモデルに搭載されているのですが、固めのレース向けのブーツに使われています。
このモデルだと、そこまで足裏感覚はそこまで重要視されないので、良いのではないかなと思います。
また、ライドはミシュランタイヤのゴムを使用したモデルもあります。
タイヤメーカーが多くなってきたみたいですね。
ブーツの部位についてはこちら
まとめ
耐久性が高く、滑らないことは滑っていない時のストレスを減らしてくれる。
耐衝撃性が高いのは一長一短。
自分の遊び方に適していない場合もあるので、店員さんとよく話し合ってブーツを選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。