スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】ビンディングのストラップを緩める?:可動域が広がる

おはようございます。

今朝はビンディングの話です。
ビンディングのストラップを緩めた変化について書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】ビンディングのストラップを緩める?:可動域が広がる

結論

アンクルストラップを緩めることで左右の動きが良くなります。
その為、重心の移動が板の上で広く使うことができるようになります。
意外と、エッジへの力の伝わり方は変わらなかったりします。

詳細は下に書きます。

ビンディングの構造について

ビンディングには二つのストラップがあります。
足首周りをホールドするアンクルストラップとつま先部分に働くトゥーストラップ。
一体化して足の甲を抑えるものもありますが、基本的にはこの二つの構造を持っています。

板を立てたりするのには主にトゥーストラップが重要になってきます。
大げさに言うと、トゥーストラップのみでカービングなどは成り立ってしまうのです。
しかし、トゥーストラップのみではビンディングからブーツが外れてしまうのでアンクルストラップがあります。

ブーツの硬さにもよりますが、アンクルストラップは実はそこまで閉めなくてもターンに影響はあまり出ないことになります。

アンクルストラップで前後の動きを

とはいえ、アンクルストラップを絞めることでレスポンスはよくなります。
カービングのターンからターンへの切り返しは格段に速くなります。
スピードを出す人、ガンガン攻めていきたい人はストラップを強く締めていいでしょう。

ストラップを強く締めることによって前後の動きが弱くなります。
くるぶし方向の動きですね。
重心がぶれないので、力ではない滑りに特化できます。

しかし、アンクルストラップを緩めることで前後の可動域が増します。
重心を固定することはしにくくなりますが、重心を広く動かすことが可能になります。

一番わかりやすいのがプレス系の動きです。
ノーズプレス・テールプレスはプレスしている側の足の上に重心を置くことが大切です。

しかし、アンクルストラップをきつく締めていると足首が動かないので、板の角度がきつくなるにつれて重心を足の上に置いておくことが難しくなります。
滑り方にもよりますが、グラトリやキッカーなどはストラップを少しだけ緩めたほうが動きに安定感が出ると思います。

パウダーにおいてもアンクルストラップを緩めるのは有用です。
特にテール側を緩めることによって後ろ足での足場作りがしやすくなります。

どのくらい緩めればいいの?

ノーズ側のストラップは緩める必要はありません。
前足は滑りの反応に必要な部分なので、緩めてしまうと、板のコントロールが不十分になります。

テール側のアンクルストラップを緩めましょう。
ぎちぎちに締めたところから1段階か2段階くらい緩めることが良いです。

そのくらいなら、ブーツが抜けることもないですし、レスポンスが悪くなることもないです。

これでレスポンスが悪くなるという方は、ビンディングよりもブーツに問題があると思います。
ブーツがうまく履けていないので、インナーが固定できず、ずれを感じることになってしまいます。

アンクルストラップはブーツを押し付けてくれるので助かるんですけどね。

ブーツの履き方について

ブーツの履き方のコツは以下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

ブーツの履き方について

まとめ

テール側のアンクルストラップを緩めることによって重心の可動域を増やせます。
したい動きができないときは見直してみましょう。

足へのストレスは軽減されるのですが、慣れないうちは太ももがパンパンになります。
できなかった動きができるようになるので、楽しいんですけど、疲れも出やすくなるので気を付けてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。