おはようございます。
今朝は板の話です。
アシンメトリーボードについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】アシンメトリーボードって何?:板の話
結論
スノーボードはヒールサイドとトゥーサイドで滑り方が違います。
それに適した板と言えます。
詳細は下に書きます。
アシンメトリーボードって?
トゥーサイドとヒールサイドで板の形状が違うボードになります。
違う部分は、サイドカット、有効エッジ長、有効エッジの位置などがあります。
そもそもスノーボードはヒールサイドとトゥーサイドで滑り方が違います。
視界が違うことはもちろん、つま先、かかと、ひざ、腰と前後で使うバランスが変わります。
板のトゥーとヒールで形状が違うことで、滑りやすさの手助けとなります。
トゥーサイドは抜け、ヒールサイドは切れ
アシンメトリーボードは形状は様々ありますが、狙うところは似ています。
影響が出る部分はターンの部分です。
それは、ヒールサイドは深く粘り、トゥーサイドは浅く抜けるということです。
サイドカットが違う板はヒールサイドは深いカーブになっており、トゥーサイドが浅いカーブを描きます。
有効エッジ長が違う板はヒールが長く、トゥーが短くできています。
有効エッジ長は同じでずれている板はヒールの方が後ろになるようになっています。
アシンメトリーボード6選
BURTON AMP
現在購入できませんし、かなり昔の板です。
しかもアルペンの板です。
コンセプトはかなり昔からあり、今も見た目に新鮮さがあります。
サイドカット、有効エッジ長は同じですが、エッジ部位がずれています。
テール部分が斜めにカットされているのが特徴的です。
TJ BRAND ORIGINAL Hiramen-Try
日本のパウダーボードブランドTJ BRAND ORIGINAL。
一つ一つ手作りで、それぞれのモデルが特徴的な板です。
しかし、その中でも形状が本当に美しい。
ノーズからテールまで、ティアドロップのような形になっています。
ヒールエッジが長くなっており、気持ちよく滑ることができます。
RIDE TWINPIG
総合スノーボードブランドのRIDE。
最近のヒット作にショートファットパウダーボードのWARPIGがあります。
そのWARPIGの派生であるTWINPIGはツインチップの板です。
ヒールのサイドカットが深くなっています。
ファットボードの部分も受け継いでおり、やわらかく、低中速域での取り扱いに優れています。
パーク・ジブ・グラトリ・カービング・パウダー、何でもできる板です。
HEAD EVERYTHING LYT(ANYTHING LYT)
最近HEADの評判がすこぶるいいです。
ブーツも板も評判がいい。
ヒールのエッジが長くなっています。
左右非対称にすることでかかとの扱いが本当に簡単になっています。
ヒールが不得意な人はぜひ。
また、この板の面白いところはキャンバー部分もヒールとトゥーで違うところです。
YES. GREATS UNINC
YES.のGREATS UNINCはサイドカットが違います。
バランスがとりやすくなり、トゥーサイド・ヒールサイドともストレスなく滑れます。
まとめ
ヨコノリなので滑り方が違うため、それにアジャストした板になっています。
アプローチはそれぞれありますが、特徴が出ていて面白いです。
アシンメトリーボードは板の素材の向上により、今後もっと増えていくと思います。
新しいトレンドになりえる板だと思っています。
さらにトゥーとヒールでフレックス、トーションが違う板とかも出てくるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。