おはようございます。
今朝はバインディングの話です。
スタンスとアングルについて書かせてください。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】ビンディングのスタンスとアングルって何?:設定方法は?
結論
ゼビオに行ってスタンサーで測定しましょう。
基本的にはそれで問題ないです。
スタンス幅が広いと安定して、狭いと力を伝達しやすい。
アングルは人によって力の入れやすさが違います。
初心者は前15度、後ろ6度くらいでいいと思います。
ゼビオのスタンサー
身長体重と股関節の動きから、スタンス幅とアングルを割り出してくれる装置です。
数万人のデータから割り出しているので、信用度はかなり高いです。
1回千円くらいから測定してくれるので、近くのゼビオで小物を買うついでに測定してみてください。
年に10回以上ゲレンデに行くような人なら、滑りながら細かくスタンスを決めていけます。
しかし、5回くらいしか行かない人はなかなか難しいと思います。
楽しい時間を多くしたいなら、ゼビオのスタンサーはお勧めです。
ちなみに、ゴルフのスタンスも測定できますので、スノーボードのスタンスを決めたいときちんと店員さんに伝えましょう。
スタンスについて
バインディングとバインディングの距離です。
中心同士の距離となります。
・アドリブを利かせやすい(板を操作しやすい)
・スピードが出しにくい
・板のしなりを使いにくい
・高速域で安定する
・アドリブを利かせにくい
特徴からわかるように、ある程度遠くを見れるようになるまでは、スタンスは狭くしない方が良いです。
曲がれなかったり、止まれなかったりするので周りの人を巻き込んで、けがをさせてしまう恐れがあります。
やわらかい板ならある程度は大丈夫だとは思いますが、スタンス幅を狭くしたら、やわらかい板を選んでいる意味がない気がします。
スタンスの探り方ですが、まずは板に書いてある推奨のスタンスにしましょう。
身長から板を選んでいると思いますので、スタンスも体格にあってくると思います。
しかし、足の長さや股関節のやわらかさでスタンスは変わってきます。
デフォルトの位置で動かしずらいと感じたら、後ろ脚を2cmくらい下げてみましょう。
セットバックが入っている板がほとんどだと思うので、セットバック位置をずらさないようにスタンスを動かしましょう。
セットバックって?
板の中心とスタンスの中心がずらしていることをセットバックといいます。
数cmから10cm程度ずらしています。
ずらすことで、滑りやすくなりますし、疲れにくくなります。
ツインチップでもセットバックが入っている板は多いです。
アングルの設定方法
アングルの角度は個人によって変わります。
左足が軸足の人グーフィー
右足が軸足の人
ダック
両足のつま先を外に向けている
(軸足によってレギュラー・グーフィーの違いはある)
大抵の人はレギュラーだと思います。
レンタルの場合、相当ひどい設定になっていない限り、変えることもないと思います。
個人によって滑りやすい角度は違うので、試すしかありません。
初心者は15度6度くらいにしましょう。
滑りにくさによって変えていくしかないんですよね。
グラトリメインの人はダックが多いですし、カービングなど高速域で滑りたい人は前振りだったりします。
自分はカービング用の時は33度24度で、ゆっくり楽しみたいときは12度-9度だったりします。
アルペンのスタンス・アングル
アルペンのスタンスは狭いんですよね。
板が硬いので、板をしならせるのに力が必要になってくるんですよね。
操作できるギリギリのところまでスタンス幅を狭めていたりします。
アングルは前が60度で後ろが55度とかです。
フリーランの場合は少し角度を下げます。
前向いてないと危険ですし、スピード出せないんですよね。
また、アルペンのバインディングはディスクに溝がありません。
そのため、1度以下の単位で角度の設定が可能になっています。
おまけ
バインディングの設定はプラスドライバーがあれば変えられます。
グループで行けば一人ぐらい持っていると思いますので借りましょう。
また、ゲレンデでもセンターハウスやリフト乗り場付近にドライバーと作業台が置いてあります。
違和感を感じたら確認するようにしましょう。
どうしてもない場合はレンタルショップに行けば必ずあるので、貸してもらいましょう。
おすすめのラチェットドライバーは下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
まとめ
その数値をもとにスタンス幅やアングルを変えていくことが手っ取り早いです。
シーズンが変わったらスタンス・アングルの位置が変わることもあるので、シーズン初めに確認するようにしましょう。
スタンス幅やアングルを微妙に設定していく時って楽しいんですよね。
そして、ぴったり来たときはまたいいんですよね。
こういう、道具をちまちまいじっているときもまた、趣味の楽しいひと時ですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。