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【スノーボード】レンズの種類、偏光・調光って何?:ゴーグルの話

おはようございます。

今朝はゴーグルのレンズの話です。
偏光レンズと調光レンズについて書かせてください。
レンズの基本的なことがわかると思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】レンズの種類、偏光・調光って何?:ゴーグルの話

レンズって種類があるの?

最近は各メーカーのレンズの開発が激しくなった気がします。
SMITHのクロマポップであったり、オークリーのプリズムレンズであったりとメーカーごと特徴的なレンズを開発しています。
重要視しているのはコントラストだと思うんですよね。
陰影や凸凹がきちんととらえることができるのかが、雪山で滑るうえで重要となるんですよ。
コブがあるのに見えないのも危険ですし、コースがどこまでか見えないのも危険ですよね。
視界を守ることは、安心につながります。

コントラストを重視すると最強なのは偏光レンズになるんですよ。
しかし、偏光レンズって昨今のゴーグルではあまり使われていません。
自分も昔は偏光レンズ信者でしたが、スノーボードで使うとなると少し都合が悪い部分も多いんですよね。

偏光レンズって?

偏光レンズは、小学校の頃、理科の授業で聞いたのではないでしょうか?
偏光板を触ったことがあると思います。
偏光版は透明の板に一定の間隔でスリットが入っているものになります。
入ってくる光の方向を、一定方向に揃えることを偏光と言うのですが、その技術が使われています。
反射する水面の散乱をおさえて水の中が見えるようになるので、釣り人が好んで使います。

このレンズをゴーグルに使うことにより、雪の凹凸がよく分かるようになります。
特に明るい日に効果を発揮します。

しかしながら、いいところだけではありません。
よく見えることにより、目に入ってくる情報が多くなりすぎることがあります。
逆に怖くなってしまうんですよね。
また偏光レンズの性質上、色が濃いレンズが主になります。
偏光レンズの透過度は通常15%程度以下になっていると思います。
そのため明るい日は非常に見やすいのですが、曇天や雪の日の視界が悪くなってしまいます

様々な天候を、一枚のレンズでカバーすることが、スノーボードのゴーグルには求められます。
ツリーランを好む人も最近は多いですので、どちらかというと暗くても見えるレンズが求められています。
そのため、偏光レンズは最近のゴーグルには使用されていません。
サングラスには採用されているので、春スノボではよく使われます。

調光レンズって何?

調光レンズはレンズに当たるの光の量によって色の濃さが変わるレンズです。
JINSやZOFFでも売られているので知っている人も多いと思います。
ゴーグル業界でも、最近、採用しているメーカーが増えました。

細かい機構はわかりませんが、紫外線照射により、分子構造が変わるか、結晶配列が変わるかをしているのだと思います。
そのうち調べておきます。

このレンズの登場により、一枚のレンズで広い範囲の天気をカバーできるようになりました。
さすがにナイターは無理ですが、大抵の天気はカバーできるのではないでしょうか。

あまり欠点がないんですよね。
無理やり上げるとすれば、色の変化をゆっくりであることやレンズが少々重たいことくらいでしょうか。
とはいえ、気になるほどではありません
レンズの強度についてはわかりません。
寿命はあるようですが、寿命が来ても見えなくなるわけではないので使用はできると思います。
自分の場合、寿命より先に傷だらけになってほかの寿命を迎えると思います。

偏光調光レンズ搭載ゴーグル

偏光調光レンズを採用したゴーグルは実はあります。
OUT OFというメーカーのゴーグルですね。
見え方もいいですし、デザイン性もなかなかいいんですよ。
しかし、問題点もあります。
レンズの強度があまりよくないことと、スペアレンズが手に入らないことです。
自分はOPENという種類を持っています。
傷だらけになってしまったので、スペアレンズほしいんですよ。

 

ゴーグルの形状について

ゴーグルの形状については下記の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】ゴーグルの話:形状について

まとめ

レンズは様々な種類がありますが、今回は偏光レンズと調光レンズについて説明しました。
偏光レンズは晴れの日なら最強なんですが、使える天候が少なく、近年ではあまり採用されていません。
調光レンズは幅広い天気をカバーできるため、好まれて使われています。

今買うのであれば、調光レンズは間違いなくおススメできます
コントラストも各メーカーとも偏光レンズに迫っており、よく見えるレンズが増えています。

本当にいい時代になったものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。