おはようございます。
今朝はスノーボードの必需品、グローブについて書かせてください。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】グローブの種類と選び方:初心者向け
結論
下の方にその理由を書いておきます。
グローブのかたちについて
スノーボードグローブのかたちは大きく分けて2つになります。
「ミトン」と「5本指」です。
スリーフィンガーと言ってミトンタイプですが、人差し指だけ独立したタイプもあります。
ミトンタイプの特徴
・保温性が高く暖かい
・壊れにくい
・かわいい
・細かい作業は不向き
5本指タイプの特徴
・細かい作業が得意
・縫い目が多い
・かっこいい
どっちの方が優れているとかは特にありませんし、値段もピンキリですが大して変わりません。
ミトンは細かい作業は不向きですが、雪を払ったり、ゴーグルをつけたり、ラチェット(バインディングの金具)を操作するくらいなので、大して不便はありません。
5本指グローブでもスマホやカメラの操作は不可能なので、結局グローブを脱ぐことになります。
グローブの素材について
素材も主に2つになります。
「ナイロン」などの化学繊維と「革」です。
ナイロンの特徴
・水はじきが良い
・手入れが楽
・型崩れしにくい
・ミトンタイプ、5本指タイプともに多く使われている。
革の特徴
・手触りが良い
・手入れを怠るとガビガビになる
・ミトンタイプに多い
値段は革の方が少し高いです。
ナイロンの方が水はじきが良いと書きましたが、中間素材にゴアテックスを使っている場合、どちらもよく水をはじくようになります。
ゴアテックスって何?
ゴアテックス(GORE-TEX)はアメリカの企業「WLゴア&アソシエイツ社」が開発した素材。
防水性と透湿性に優れていて、スノーウェアやアルパインウェア、シューズなどに広く使用されている。
困ったら、「ゴアテックスを使っているやつを選べばいい」と言われるくらい信頼と実績がある。
ただ、特許の関係上、ゴアテックスを使用したものは少し高めの値段となってしまいます。
グローブの選び方
スノーボードは趣味の世界です。
自分の気に入ったものを買ってそれを身に着けて楽しむのが一番です!
というのが大前提ですが、個人的に選ぶときのポイントをお話しします。
形はどれでもよいです。
→買うときの気分が大事。
ハイシーズン(寒い時期)は保温性の高いミトンを選びますし、春スノボは防水性の高い5本指のナイロン製を選びます。
素材もどちらでもいいです。
→ソフトレザーの手触りが好きなので皮多めですが、ナイロンのものもよく使っています。
結局どっちでもいいという結論になります。
一応、選ぶ基準はあって、頑丈さと防水性をよく確認します。
頑丈さは使ってみないとわからない部分もあるのですが、縫い目が丁寧で、縫っている部分が少ないものが理想です。
特に素材が変わっている継ぎ目の部分はほつれやすいのでよく見るようにしています。
グローブは縫い目がほつれることが多いですので。
防水性は耐水圧8000mmあたりが目安になります。もしくはゴアテックスを使っているか。
耐水圧8000mmは1㎠に水を8mの高さまで入れた圧力に耐えられることを表しています。
耐水圧は高い方がもちろん良いのですが、高いとやはり値段も高くなります。
ミトンタイプを選ぶとき限定で気にしていることもあります。
それはインナーが5本に分離しているかです。
ミトンタイプでインナーもミトンだとめちゃくちゃ手が冷えますのでこれだけはおススメできません。
基本的に有名メーカーを選んでおけば問題になるようなことはありません。
値段はいくらくらい?
安すぎるとすぐに濡れますし、壊れます。
感覚的に5000円くらいからが安全圏かなと思います。
高くても、スノーボード用でないとほつれることがあります。
登山用などは暖かいのですが、ラチェットなどを使うことを想定していないので、ほつれてきてしまうんですよね。
同じ価格帯であればグローブ自体の性能はそこまで変わらないと思います。
むしろ、買った後のお手入れの方が大事だったりします。
お手入れといっても難しいことではなく、きちんと撥水スプレーをしておけばよいと思います。
NIKWAXのグローブプルーフが化学繊維にも皮にも使えるのでお勧めです。
五本指とミトンについてさらに深堀した記事はこちら
まとめ
素材は化学繊維と革が主流。
選ぶときは完全に気分と好みで選んでよい。
しかし、安物には注意してね。
指先が冷えると楽しいスノーボードも十分に楽しめなくなります。
直接的に滑りとは関係しないものの、グローブはこだわるべきアイテムの一つと言えるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。