おはようございます。
今朝は小物の話です。
実際に使ってみてわかったカービングプレートとドラグダケの違いについて書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】カービングプレートとドラグダケの違い:OJK PLATE
結論
カービングプレートはフレックス・トーション・食いつき、そして角付けにも影響を感じました。
詳細は下に書きます。
OJKプレート
個人的に好きなブランドであるOJK(岡田樹脂工業)ですが、
昔から制作しているスノーボードより爆発的に人気なのがプレートです。
フリースタイル用のCP-01
アルペン用のCP-02
キッズ用のCP-0.8
そしてドラグダケ。
ドラグダケは他社メーカーが出しているプレートと比較し、
圧倒的に低価格なので、売れ行きも好調なようです。
その他のカービングプレートも硬さとカラーバリエーションが豊富で、
価格もかなり抑えられているので人気があります。
ドラグダケについて
自分が先に購入したのはドラグダケでした。
硬めの板が多く、さらにワイドシェイプでない板のために購入しました。
硬めの板にわざわざプレート入れる必要がないと考えたのと、
板そのもののフレックスで楽しみたいという理由があったのも大きいです。
結果として、ドラグダケでよかったなという感じでした。
ただ、プレートを付けて乗っていないのでその比較はできていないのですが、
ドラグを十分に避けることができ、板の性能を干渉することなく楽しめるようになりました。
ドラグダケはフリースタイル用ですが、縦にしてアルペンにもしばらくつけていました。
というのも、自分はアルペンのアングルが前45、後37で結構ドラグするんですよね。
ドラグしてもアルペンの場合、関係ないくらい掘れるんですが、一応使ってした。
とにかく、ドラグダケは板の性能をそのまま使えるというのが何よりの強みでした。
カービングプレート(ミディアム)
アルペン用のCP-02の話になるのですが、
ミディアムのカービングプレートを今シーズン購入しました。
もともとノンメタルのフリーライド用ボードに乗っていたので、
硬くしすぎると板との相性が悪そうだったのでミディアムにしました。
今までプレートはいくつか使ってきたのですが、あまり性能というのが感じられなく、
今回もドラグダケとどれだけ変わるのか、あまり期待はしていませんでした。
使ってみるとグリップ力の違いにまず驚かされます。
フレックスとトーションが明らかに硬くなっており、
もともとの板の特性を残しつつも違う板に乗っている感覚になりました。
ここまで変わるものなんだと思いました。
言ってしまえば硬く反発を得られる代わりに少し操作性が落ちるという感じでしょうか。
しかし、この操作性はそこまで気になるものでもありませんでした。
個人的にアルペンは角付けが重要になると思っているのですが、
角付けは前足がノーズの雪をかみ始める位置を感じ取って、その部分に働きかけることが重要になります。
その位置を感じ取って、動かせることが大事で、プレートとかあるとその位置までが少し遠くなるので、
やや難しくなるんですよね。
しかし、カービングプレートはこの働きかけを手伝ってくれる感じがありました。
多分、その形状からそういうことができているのだと思います。
板の長さも影響しているとは思いますが、操作性自体はそこまで変わる感じではありませんでした。
一つ板の性能を殺しているなと思う部分はしなやかさが失われるということです。
アルペンの板の細さを利用したエッジの切り返しが好きなんですよね。
しなやかな板だと板の後ろ半分を鞭のようにしならせながら連続ターンをすることが可能になります。
このしならせと抜けが失われるので、連続の切り返しが結構もたつきます。
なので、フリーランの時にはやはりカービングプレートは不要で、
ゲートなどに入るときに使っていくのが良いのだと感じました。
もしくは、前足をカービングプレートにして後ろ足をドラグダケにするとか。
そういった使い方も人によってはありかもしれません。
ドラグダケの使用感について
ドラグダケの使用感については下の記事に詳しく書いています。
ご参考までにどうぞ。
【スノーボード】ドラグダケを使ってみて:板の選択肢が広がる? | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
まとめ
ドラグダケは干渉はほとんどありませんが、カービングプレートは正と負の干渉がある感じです。
ただし、その部分は個人の好みが大きいので、試乗できる機会があれば乗ってみるといいでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。