おはようございます。
今朝は滑り方の話です。
アルペンのフロントサイドがどうしても苦手なんだよという話をします。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】アルペンのフロントサイド:どうしても苦手です
結論
アルペン特有の悩みだったりします。
詳細は下に書きます。
アルペンとフリースタイル
自分はアルペンもフリースタイルもやります。
やる比率は7:3でフリースタイルをやる時間の方が圧倒的に長いです。
練習不足というのもあるんですけど、アルペンの引き出しが少ないんですよね。
なのでどうしてもフリースタイルの方に流れてしまう。
今シーズンはパウダーボードにはまっているのでなおさらです。
で、フリースタイルとアルペンで好きなカーブサイドが違うんですよね。
フリースタイルはフロントサイド、アルペンはヒールサイドが得意です。
フリースタイルは比較的、両サイドともいけるようになってきましたが、
アルペンの場合、原理はわかるのですが、セッティングをミスると
ターンのきっかけさえ得られないときがあるんですよね。
これはアルペンの特徴と、自分の体の特徴のせいだと思っています。
アルペンを始めたとき
周りに結構やっている人が多く、何となくの知識はありました。
「長くて、細くて、硬い板で、前振り(50~60°)でブーツもスキーブーツみたいなやつでしょ?」
だいたいあっているんですけど、あまりにも「何となく」でした。
スタンス・アングルについては周りの人に聞いても明確な答えは返ってこず、
(当たり前ですが、個人差があるので、なんとなくしか答えられません)
深く考えることもなく、見よう見まねでセッティングしてました。
もともと、前振り(27・18くらい)で滑っていたこともあり、
アルペンにしたらもっと前振りにしなければならないなと、55・50くらいで始めたと思います。
今になって思うと、その認識が悪かったのですが、スノーボードも初めて数年で、
今より情報が少ない中、スキーをやっていた自分は前を向かなきゃダメだろうと思い込んでいたんですよね。
ヒールサイドは抜群に気持ちが良かったです。
しかし、トゥーサイドは本当にダメでした。
カービングターンはおろかターンのきっかけさえつかめませんでした。
板を切り返せないのです。
問題は前振り?
結果から言うと前振りにしすぎたのが問題でした。
あと、ヒールサイドに乗りすぎているのも問題ですが。
前振りの何がいけないのかというと、重心をフロントから外にもっていくのが時間がかかるんですよね。
これは自分の体の特徴のせいです。
自分は可動域が狭く、体の外旋へ力を持っていくことが苦手なんです。
逆に言うと内側にはめちゃくちゃ力を入れられます。
アルペンのセッティングはスタンスが狭いので、中心位置に力を持っていきやすいのには向いているのですが、
ターンのきっかけのために体の外側に重心を持っていくことが困難なんですよ。
前振りにするとこれがよくわかる。
本当に外側に体を持っていけない。
持っていけるけど時間がすごくかかる。
ヒールサイドの場合は後ろに倒れるだけなので簡単なんですよ。
かかとをぶっさせば何とかなるって感じなので。
問題点の二つ目としてアルペン特有の特徴があります。
それは足の裏で滑らないということ。
タンとハイバックでかじ取りする感じなんですよね。
外旋に力が入れられない自分としては、これができない。
ふくらはぎとスネの方向には重心は動かせるのですが、くるぶし方向には力が動かせない。
ですからアングルが45°以上になるとかじ取りがほぼほぼ不可能になります。
フロントサイドの場合、後ろ足のタンが特に重要になります。
ちなみに、可動域の狭い自分はフリースタイルの場合、ほぼほぼ足の裏だけで滑っています。
ハイバックとかあんまり気にしないんですよね。
対策は?
対策としては何個かあると思います。
自分がやったのはアングルをかなり抑えめにすることです。
下の記事にも書いてありますが、今の自分のアルペンのアングルは45・38です。
これはアルペンにしてはかなり抑えめのセッティングになっていると思います。
【スノーボード】スタンス・アングルは?:どうやって決めてる? | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
こうすることでスネ方向に力を入れるだけで、板が反応してくれるようになります。
ホントにセッティングって大切ですよ。
自分も次にやってみようかなと思うのが、ブーツのスネの角度を変えることです。
この前、アングルを52・45にしてみたのですが、案の定合わず。
何とかならないかと思って、めちゃくちゃブーツ内で足を曲げてみたんですよね。
そしたら意外といけたんですよね。
めちゃくちゃ疲れましたけど。
つまり、ブーツのタンに圧力がかかる距離までが遠いので、クイックに動けないという感じです。
そうすると、後ろ足のブーツを垂直方向に立ててあげればいいのかなと。
リフトを減らすことも考えましたが、ヒールサイドに支障が出そうなのでやめておこうかなと。
最後に考えられるのが、外旋を使えるようにするですかね。
練習あるのみって感じで。
即効性はなさそうですが、ロングスパンで見るとこの方法が一番いい気もします。
ただ、自分はサンデーボーダーのエンジョイ勢なので、そこまではしないと思います。
簡単に気持ちよく滑ることがモットーなので。
解決策になるかは人それぞれだとは思いますが、悩んでいる人は試してみるのはいかがかと。
まとめ
タンへの圧力の伝え方をどうするかを考えて、自分の一番良い方法を選択するのが良いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。