おはようございます。
今朝は板の話です。
カタログのスペック表でわかること、お店で触ってわかること、乗ってみてわかること、そして所持してわかることについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】スペックでわかること:実際触ってわかること
結論
お店で見て触ることで板のフレックス、トーション、キャンバーの始まる位置などがわかります。
試乗会などで乗ってみることで乗り味やどういった滑りができるのかが実感できます。
所持することで、無茶な滑りにどのくらい対応するか、シーズンのどの時期に向いているか、耐久性なども体感できます。
詳細は下に書きます。
スペックだけで判断するのは難しい
自分みたいに数字大好き人間だとスペックからいろいろ想像するのが好きなのですが、見比べるのはなかなか難しいと思います。
とはいえ、スペックでどのようなことがわかるのでしょうか?
カタログでわかること
板のデザインは見ればわかると思います。
詳しい質感まではわかりませんが、デッキとソールのデザインと、板の全体の形状はわかりますよね。
サイドカットの深さからクイックに曲がれるか、大きなターンを描くのかが想像できる。
ノーズとテールの幅でテーパードの度合いがわかる。
ウエストの幅でワイドシェイプかどうかがわかる。
サイドカットも関係するが、ウエスト、ノーズ、テールの幅のバランスから、浮力やどういった遊び方に向いているのかを想像できます。
キャンバー形状も滑り方にかかわってきますよね。
有効エッジ長やスタンス幅から自分の体格にあっているのかどうかも分かってきます。
ショップで見てわかること
実際のデザイン性は見てみるとよくわかると思います。
質感やデッキがどんな感じなのかもわかります。
ストラクチャーの入り具合も実際に見ないとわかりずらいですよね。
フレックスやトーションは触ってみて一番深く知れる部分だと思います。
フレックス、トーションについては各ブランドで数値が設定されているので、カタログ上では統一感がないんですよね。
やわらかいと思って購入したのに実際は硬かったというのはよくあったりします。
硬い板で意外と柔らかかったはなかったりします。
想像以上に硬かったはあると思いますが。
実際、どのくらい曲げるに何Nかかったとかの数値が出ていればわかりやすいんですけどね。
測定する装置も一般的じゃないし、測定方法も考案していかないといけませんしね。
実際見てわかることのもう一つはキャンバーがどこから始まるのかです。
有効エッジ長とサイドカットが始まる部分に対して、キャンバーがどの部分から始まっているのかを確認できます。
エッジが伸びたり、エッジが立てやすかったりそういう部分が見えてきたりします。
あとは、細かい技術ですよね。
GNUとかのマグネトラクションやバタレオンの3BTなどは実際に触るとよくわかります。
乗ってみてわかること
何と言っても乗り味だと思います。
各々のスペックから生み出される実査氏の滑りの部分ですよね。
バランスが良い板だと想像以上の驚きがあったりします。
スペック以上の意外性がわかるのが実際に乗る部分ですよね。
ワイドシェイプなのに切り返しがしやすい。
テーパードが効いているのに、スイッチがしやすい。
エッジが短いのに、結構乗ってられる。
サイドカットが浅いのに、意外とクイックで曲がれるなどですかね。
板の重さの部分なども大きく関係してきますので、実際に乗ってわかることって多いんですよね。
所持することでわかること
いろんな意味で板の限界がわかります。
どの滑り方ができるのか、ゲレンデのどこら辺まで滑れるのか。
ハイシーズンがいいのか、春のシャバ雪は滑れるのか。
何年くらいまで板の性能が維持できるのか。
実際に持ってみるといろんなことがわかりますよね。
板のスペックについて
板の各スペックについては下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
【スノーボード】板の話:形状の種類について【まとめ】 | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
まとめ
この順番で知れることは増えてきます。
数値を知った上で触ったり、乗ったりすると、今後の板選びにも生かせることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。