おはようございます。
今朝は板の話です。
BDストリームの今シーズンと来シーズンの比較をしたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】モデル比較(20-21 vs 21-22):BC Stream編
結論
中心にあるのはやはりカービングで、それでいて滑りやすい板を設計してくれています。
詳細は下に書きます。
BC Streamって?
国内で自社工場を持つ日本を代表するスノーボードブランドです。
所属するライダーに有名な人が多く、プロデュースもしています。
有名なのが平間さんと青木さんになるかと思います。
今回追加された板も、VLが青木さん、GRとBRAHを平間さんがプロデュースしています。
板を立てること、つまりカービングの楽しさを提供するために新たな形状をどんどん打ち出しているブランドです。
特にワイドシェイプボードの多さでは世界でも随一ではないでしょうか?
またBCストリーム独自のハイブリッドキャンバーであるバリアブルキャンバーが本当に優れていて、フラットな時と板を立てたときのエッジの長さの感覚が変わります。
フラットな時の板の取り回しはしやすく、板を立てたときは十分に体重をエッジに預けられる、損なつくりになっています。
Riders’ Spec VL
青木玲さんがプロデュースしたモデルになります。
たしかVLはバーチカルリミットの略だったと思います。
青木玲さんはラウンドノーズのSやRSに結構乗っているイメージがありそこからの派生になると思います。
少し話は変わりますが、RSというモデルがあります。
RSは長さが3種類あるのですが、それぞれ別々のライダーの意向で作られました。
59が平間さん、62が青木さん、64が赤堀さんです。
それぞれシェイプもキャンバーも変わっている同じモデルだとは思えないほど個性の強いモデルです。
そのRSから青木さんが独立して作ったモデルになります。
その為、今シーズンからRSの59Wはなくなっています。
VSは何より板を立てることを楽しませてくれる板になります。
長さは2種類ですが、どちらも太めにできていて、ドラグがしにくい構造です。
高速で板を立てる感覚を養ってくれる、そんな板ですね。
ラウンドなので、滑り方を限定しないで遊べますしね。
GR
こちらはハンマーヘッドボードになります。
高速域でのカービングを目指した板です。
BCストリームにはハンマーヘッドが多くラインナップされています。
R-2、H、RX。
それぞれ個性があり、完成度が高い板になっています。
長さのバリエーションも多く、選択肢もたくさんあります。
そんな中であえて新しいハンマーヘッドをなんで出すのだろうと思いました。
しかし、スペックを見ると明らかに違うし、乗り味も違うことが想像できます。
R-2よりもテーパードが効いているのでターン終わりの抜けが良く、Hよりもサイドカットが深いので短い連続カービングが楽しめると思います。
ハンマーヘッドでここまで太い板は珍しいかもしれません。
これによって安定感と、カービングの板の立てやすさがかなりものだと想像できます。
フレックスに関しては乗っていないのでわかりませんが、高速及び低速での安定感や板のパタツキはほとんどないと思います。
それでいて扱いやすく、カービング時のGを存分に楽しめる、そんな板だと思います。
BRAH
ツインチップ、セミハンマー、ダブルロッカーそしてワイドシェイプ。
非常に個性の強い板になっています。
カービングはもちろん、板を回したりはじいたりすることも得意です。
つまり、ラントリがすごく楽しい板になります。
セミハンマーでワイドシェイプだと走破性も高く、どんな雪質にも対応できるボードになっていると思います。
ただ、やはりセミハンマーだけあって、有効エッジ長が板の長さに対して、かなり長めに設定されています。
カービングメインの人はこれが優位に働くと思うんですけど、グラトリメインの人は短めの板をチョイスしてもよいと思います。
カービングからの板の取り回しを考えたラマさんならではの板になっています。
今シーズン来シーズンのモデル比較OGASAKA編はこちら
まとめ
ハンマーヘッドのGR。
ツインチップセミハンマーのBRAH。
今回も個性の強い板がラインナップされました。
カービングが中心になるとは思いますが、自分が目指す滑りに合わせて板を選んじゃいましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。