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【スノーボード】OGASAKA FC 3種類:乗り比べてみました

  • 2021-03-18
  • 2021-03-18

おはようございます。

今朝は板の話です。
オガサカのフラッグシップであるFCを乗り比べてみました。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】OGASAKA FC 3種類:乗り比べてみました

結論

オガサカFC、FC-X、FC-Sはどれを選んでもらっても満足度が高いです。
FCはカービングをこれからがっつりやっていきたい人におススメです。
FC-Xはハイシーズンでは無類の強さを発揮します。
FC-Sは板の抜けの良さを楽しむ板で、オールシーズン楽しめます。

詳細は下に書きます。

オガサカFCとは?

FCはオガサカの現行の板のモデルの中で、一番息の長いモデルです。
10年以上前からあり、カービングならまずこの板と言われる板です。

CTと人気を二分するフラッグシップモデルでFCはフルカーブという意味です。
ちなみにCTはコンフォートターン。

名前からカービング特化と思われがちですが、意外とそうではありません。
取り回しもよく、操作しやすいんですよね。

オールラウンドのCT、カービングのFCと言えばその通りなのですが、決して特化ではないんですよね。
CTでももちろんカービングはできますし、FCでもラントリっぽいこともできます。

特化と言ってもいいのですが懐の深さがオガサカの板のいいところです。

乗り比べの感想

OGASAKA FC

FCのベーシックな形です。
軽く、サイドカットが深めで、テーパードもほとんどありません。
その為、最後まで雪にエッジが食いつき、きれいな弧が描くことができます。
板を返すタイミングがわかりやすく、ターンをつなげていく感覚が本当に楽しい板です。
自分が一番最初に乗った板がこれです。
一番最初に乗る板ではないのですが、扱いにくさはありませんでした。
スピードを出しても安定しているし、乗っていて安心感があります。

OGASAKA FC-S

FCシリーズでは最近出た板で、FCよりも硬さがあります。
カービングボードは高速での安定感を求めるので、板のパタツキを嫌います。
それを防ぐために硬さが求められます。
硬さを足すにはメタルを入れることが一般的なのですが、メタルなしで硬さを求めたものがこのFC-Sになります。
硬さから生まれたものは圧倒的なエッジへの安定感でした。
本当に頼れるんですよね。
また、テーパードはこの硬さと相性が良く、板の抜けが本当に良いです。
その為、スピードを下げることなくターンをつなげていくことが可能となります。
また、メタルを使っていないことから軽く、ハイシーズンはもちろん、春先のシャバ雪も楽しめます。
板を立てるのが本当に楽しい板なんですよね。

OGASAKA FC-X

FC-Xはオガサカフリースタイルボードの中で唯一メタルを使ったモデルです。
板の硬さとエッジの食いつきが圧倒的なんですよね。
どんだけバーンが荒れていても、板が食いついて走っていきます。
急斜面やレースなどに向いていて、スピードカービングを楽しめます。
ハイシーズンは板が走って楽しいのですが、やっぱり春先になると少し弱い部分も出てきてしまいます。
重さがあるので沈むんですよね。
それでも他に類を見ない滑りは圧倒的です。
サイズ展開も少ないのですが、それはオガサカの自信の裏付けだと思っています。

OGASAKA CT乗り比べ

オガサカCTの乗り比べについては下記の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】オガサカ CTを何種類か乗ってみた話:乗り比べてみました

まとめ

オガサカFCはカービングに適したボード。
自分の求める滑りに対して板をアジャストできます。

それでも最初はFCがおすすめです。
扱いやすさとカービングの両立がされている素晴らしいボードですので。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。