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【スノーボード】板の話:ディレクショナル・ツインチップって何?

  • 2020-11-13
  • 2020-11-14

おはようございます。

今朝は板の話です。
板の形状であるディレクショナルとツインチップについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】板の話:ディレクショナル・ツインチップって何?

結論

ディレクショナルは前後非対称の形状。
ツインチップは前後対象の形状(前後の取り決めがない)。

詳細は下に書きます。

ディレクショナルって何

板の形状の一種です。
前後が非対称のものを言います。
ハンマーヘッドやパウダーボードのような形状はディレクショナルになります。
一見ツインチップのように見えてノーズ幅とテール幅の違うものはディレクショナルツインといいます。

ディレクショナル形状のものは前進することを第一の目的としています。
テールに幅があると板が雪から抜けるときに抵抗になってしまうときがあります。
そうすると、スピードが落ちてしまうため、スピードを出すことが難しくなります。
また、高速域での安定性も不十分となります。
ハンマーヘッドやパウダーボードは特に有効エッジが長いので、抵抗の部分も大きくなってしまいます。
それを防ぐためにノーズ幅に比べてテール幅は細くなるように板を設計しています。
テール幅が特に細いものをテーパードと言ったりします。

前後非対称のため、スイッチでは滑りにくくなります。
まったく滑れなくなるというわけではありませんが、同じ感覚で滑ることは難しいでしょう。

ツインチップって何?

ノースとテールが全く同じ形状のものを指します。
すなわち、どっちに進んでも違和感のないように設計されています。
一般的にラウンド形状が多いです。
ハーフパイプやキッカーといったジャンプで左右どちらの足からも踏み切れるようになりますし、どちらから着地しても安定することになります。

また、グラトリ、ジブやパークなども遊びやすくなります。
板を滑らせていない時でもそこそこの安定感を持つようになるので、低速域で遊ぶことも可能になります。
テールがノーズと同じカーブとなっているので、カービング時など板の反発も強く感じることができます。

ツインチップはノーズとテールの距離が同じため、テールの抵抗が強く、疲れやすくなるという特徴もあります。
そのため、セットバックと言って、板の中心ではなく、数cm後ろにホール位置を下げたりもします。
その日の気分や遊び方によってバインディングの位置を変えるものいいですよね。

まとめ

ディレクショナルは前後非対称、ツインチップは前後対象の板の形状。
遊び方によって板の形状も気にしておきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。