スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】板の話:フラットって何?

  • 2020-11-02
  • 2020-11-05

おはようございます。

今朝は板の話です。
形状の中のフラットの話です。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】板の話:フラットって何?

結論

フラットは板の底面に反りなどがないまっすぐな形。
板の全体を使えるため、高速域で安定し、操作性もよい。

詳細は下に書きます。

フラット形状って何?

フラットは英語の直訳で平という意味です。
板の底面がまっすぐになっています。
基本的にフラットロッカーとフラットキャンバーがあります。
足元にキャンバーが入っているのがフラットキャンバー、キャンバーがなくノーズとテールの反りのみがフラットロッカーになります。

フラットの特徴って?

フラットロッカーは板のソール全面が雪面についています。(ノーズやテールの反りはあります)
ロッカーと比べると、エッジ部分が使用しやすいため、カービングなどにも対応できる形状になっています。

ロッカーに似た性質があるので板の操作はしやすいです。
低速域での操作もしやすいです。
また、ロッカーよりも板の返しがスムーズにできるので、カービングも結構得意だったりします。

フラットキャンバーは足元のみ接地しており、ソール全体としては浮いています。
ノーマルキャンバーに比べると、板を操作しやすくなっています。

フラットキャンバーは販売されている中では少ないと思います。
パウダーボードに多く使われています。

低速も高速も安定感があって、パウダーにも使えるとなるとかなり万能ということになります。
直進や曲がることに特化しているという感じでしょうか。

ハーフパイプやジブ、グラトリは不得意な印象があります。
というのも、性質上、硬めの板しか作れないという部分があるからです。

フラットキャンバーは板の素材を選びます。
形状を維持する必要があるからです。
やわらかいとフラットの良い点があまり生かされなくなってしまうんですよね。
フラットを選ぶレベルまで行くと、明確に遊び方が決まっていると思います。
やわらかい板を使う遊び方はロッカーやダブルキャンバーといった板の方が相性がいいのですよね。
わざわざフラットでその板を作る必要がないんです。

板の形を維持しつつ、反発を得るとなると材質はかなり限られてきます。
そのため、結構高い板が多いです。
そして、硬くて、有効エッジが長い板が多いです。
浮力を得ることと、板のパタツキを防ぐことを求めているためだと思います。

フラットは初心者むけ?

フラットキャンバーは面白い板ではあるのですが、あまり初心者向けとは言えません。
しかし、板の硬さや長さ次第では選択肢に入れてもよいのかなと思います。
また、体重が重かったり、身長がある方は使用してもいいかなと思います。

フラットロッカーは初心者でも扱いやすいと思います。
しかし、板を踏む感覚がなくても操作ができてしまうので、上達を求めるならほかの形状をお勧めします。

まとめ

フラットロッカーはソールの接地面積が広い板。
ロッカーに似た性質があり、低速域での操作がしやすい。
フラットキャンバーはフラット部分が浮いている板。
操作性が良く、カービングに向いているが、ルーズな遊びにはあまり向いていない。
素材を選び、硬く長い板が多く値段も高めです。

パウダーランにはもってこいの形状なんですよね。
パウダーを高速で遊べる板などにも使われていたりします。

個人的な感想では使いづらさはないですし、自分みたいな重い体重の人にも向いていたりします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。