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【スノーボード】板の話:ストラクチャーについて

  • 2020-10-26
  • 2020-10-26

おはようございます。

今朝は板の話です。
ストラクチャーについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】板の話:ストラクチャーについて

結論

ストラクチャーは入れなくても問題はないが、入れることによるメリットは大きい。
メリットは主にワックスが剥げにくくなることです。

詳細は下に書きます。

ストラクチャーって何?

ストラクチャーは板のソール面に入れる細かい波のことを言います。
波は進行方向にないして一直線に無数の波が入っています。
もともと入っている板もありますし、ショップに頼んで入れてもらうことも可能です。
手で触ってもわからないくらい微妙なものもあれば、目視でわかるレベルのものもあります。

なんで波を入れるの?

いわばソール面に傷を入れるわけですから、相応のメリットがないと入れないですよね。
一番のメリットはワックスの持ちがよくなることです。
ホットワックスは板の表面の目に見えない凸凹の部分とつながり、強度を高めます。
表面積が大きいほうがワックスと結合する部分は増えます。
そうなることで、ワックスの下地が十分にでき、なかなかワックスが剥げなくなります。

ストラクチャーの効果

上にも書きましたが、ワックスが長持ちします。
自分も一枚ストラクチャーが激しく入った板を持っていますが、滑らなくなるということがないです。
板の性能かもしれませんが、表面が少し白くなっても滑ります。
少し、昔に買った板なので、シーズンインや春スノボといった雪質の悪い時期でも滑ります。
ワックスをかける回数を格段に減らすことができます。

横滑りがしにくいというのも効果の一つです。
縦方向に滑りやすくなるので、スライドターンに少し抵抗が出ます。
といっても、気になるほどではありません。
かなり限定的ですが、立ったままバインディングをつけやすくなるという効果があります。
新雪などでは特にこの効果を感じられると思います。

凸凹があるということは、雪に触れる表面積を減らすことができるということになります。
ストラクチャーが入っている板は微々たるものですが、雪に触れる部分が減ります。
この特徴も滑走性能が落ちないという部分に一役買っていると思います。

ストラクチャーは慎重に

購入した時点でストラクチャーが入っている板に関しては大丈夫です。
ストラクチャーは一度入れたら戻せません。
ソール面を削って戻すことも可能ですが、めちゃくちゃ削る必要が出てきてしまいます。
そのため、入れるときは慎重に入れたほうがいいです。
できればもともと入っている板を購入することをお勧めします。
もしくは、古くなった板に入れてみるのもいいと思います。

まとめ

ストラクチャーは板のソール面に波を入れることを言います。
ストラクチャーを入れることにより、縦方向への滑走性能が上昇します。
ワックスの回数も減らすことが可能になります。

ストラクチャーが入っている板は「なんで手入れをさぼっているのにこんなに滑るんだろう」と思うくらい滑ります。

多分入れても問題ないのですが、やはりソールに傷を入れるので、信頼できるショップを探して実行しましょう。
くれぐれも自己責任でお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。