スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】ワックスの話:入門編

おはようございます。

今朝はワックスの話です。
皆さんは自分でワックスを塗っていますか?
今回はそもそもワックスって何なのか、必要なのかについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】ワックスの話:入門編

結論

ワックスを塗ることによって、ソール面の凸凹やごみの付着が抑えられます。
抵抗が少なくなって、滑走能力が上がります

詳細は下に書きます。

ワックスって何?

ワックスはスノーボードのソール部分に塗られています
最近のボードは出荷時の時点で塗られていることが多いです。
ホットワックス、ペーストワックス、液体ワックスがあります。
素材はパラフィンやポリマーなどがあり、それをベースにフッ素やカーボンが入っているものがあります。

ホットワックス

ホットワックスはワックスの中でも施工に一番時間がかかります
ワックス以外、アイロンなどの準備も必要になり、スペースも必要になります。
ソールを焼かないように技術が必要となるので初心者にはまずお勧めしません。
でも、結構楽しくて、簡単だったりします。

片付けるのはめちゃくちゃ面倒くさいです。

ホットワックスは種類も多く、素材や硬さも豊富です。
施工に時間がかかる分、はがれにくくもあります
一般的にワックスというとホットワックスのことを指します。

年に数回しか滑らない人は、シーズン初めにホットワックスを入れて、シーズンを終えることも可能です。
また、ソール部分を保護する効果もあるので、シーズン終わりに厚く塗っておくことで劣化を防いでくれます。

ペーストワックス

その名の通り、ペースト状のワックスです。
滑る直前に塗って一日くらい持ちます
一日だけ使いたい板とか、レンタルの板に使うことをお勧めします。
結構滑りが変わります。

液体ワックス

スタートワックスとして使われることも多いです。
ただ長持ちしません
粘性が高いものは持ちますが、基本的に3回くらい滑ったら急激に滑らなくなります。

応急処置くらいにしかならないと思います。

ワックスの効果

ワックスは水をはじく性質のものが多いです。
板のソールの疎水性を高めることにより水の雪の付着を防ぐことによって滑る効果を高めます。

また、ホットワックスは板のソール部分のけばや凸凹を埋めてくれます。
埋めた後にワックスを削って磨くことにより抵抗がなくなり、滑りやすくなります。
さらに、カーボンなどの静電気を抑える作用のものはごみの付着を抑えて、表面の滑らかさを保ちます。
そして、ソール面に傷をつくことや酸化を防ぐ効果もあります。

つまり、ワックスにはソール面を滑らかにして、抵抗を極力減らす作用があるわけです。
塗るだけで、これだけの効果が得られるのですから、縫っているか塗っていないかで、その日の出来が変わるわけです。

なんで滑らなくなるの?

上にも書きましたが、抵抗が増えると滑らなくなります

  • ごみの付着
  • ソールの露出
  • 雪や水の付着

ここら辺が滑りにくくなる理由になります。

急斜面だと、位置エネルギーが高く、抵抗を感じにくいです。
しかし、緩斜面になればなるほど、滑らない板は露骨にわかります。
滑らないと、変な力が入ったり、バランスが悪くなったりして、疲れるんですよね。
午後になって疲れるのは、ワックスが剥げてきたせいもあるかもしれませんね。

まとめ

ワックスには3種類あります。
ホットワックスは塗るのに準備と技術が必要だが長持ちして効果も抜群。
ペーストワックスは1日分。ソールを守るのにちょうどいい。
液体ワックスは3回くらいは滑れる。いいやつは1日持ちます。

何にせよ塗っていない板と比べると歴然の差です。
初心者だから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、緩斜面を滑る初心者こそ必要なアイテムなんですよね。

ぜひホットワックスに挑戦してほしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。