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【スノーボード】エントリー・ミドル・ハイエンド・フラッグシップモデルって何?:用語説明

  • 2020-09-27
  • 2021-01-11
  • 雑談

おはようございます。

今朝は用語説明です。
エントリー、ミドル、ハイエンド、フラッグシップについて説明します。
スノーボード以外でも通じる言葉なので覚えておいて損はないです。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】エントリー・ミドル・ハイエンド・フラッグシップモデルって何?:用語説明

エントリーモデル、ミドルクラス、ハイエンドモデル及びフラッグシップモデルについて説明したいと思います。

エントリーモデル

直訳すると「登録」「入会」「入口」という意味があります。

つまりその競技の入り口となるモデルです。
わかりやすく言うと、初心者用のモデルとなります。

メーカーによってこの言葉の使い方は違うのですが、「一番安いモデル」=「最廉価モデル」=「エントリーモデル」になっているメーカーは多いと思います。

しかし、最廉価モデル(安価かつ大量生産視野のモデル)とエントリーモデルを分けているメーカーもあります。

初心者はエントリーモデルを選ぶことが多いとは思いますが、初心者用モデルなのかそれともただ安いだけのモデルなのかを意識して選ぶと、道具選びに差が出てきます。

ミドルクラスモデル

その名の通り、中間クラスのモデルです。

値段も性能も使っている素材も中間ぐらいのモデルです。
機能面とコスト面が一番バランスが取れていると思います。

基本的にはハイエンドモデルから少し落としたグレード(廉価モデル)となっています。
ですので、ハイエンドモデルに比べると少し機能面が落ちる部分があります。
ミドルクラスとハイエンドモデルを比較すると価格は魅力的だと思います。

ミドルクラス+αがハイエンドになるんですよね。
+αの部分(機能、素材、限定版)が価格差になります。
比較してその価格差が妥当かどうかを判断して、お買い物をしてください。

ハイエンドモデル

最上位に位置するモデルになります。

そのメーカーの持てる技術、機能や素材を惜しげもなく使ったモデルです。

そのため、価格も一番高くなります。
使ってみたいのはこのモデルなんですよね。

「値段が高いもの」=「ハイエンドモデル」が必ずしも当てはまるわけではありません。
機能はミドルクラスで、限定品だったり、特殊な素材を使っていて値段が高くなっている場合があるからです。

ハイエンドクラスって、この技術や性能を使いたいから素材も特殊なものを選ばなければいけないという感じだと思うんですよね。
ですので、価格も高くなってしまうんですよ。

ハイエンドモデルを軸にミドルクラスなどを開発している場合と、ミドルクラスを進化させてハイエンドモデルにしているメーカーがあります。

そういう見方をすると、ハイエンドモデルの意義や評価がわかってくると思います。

フラッグシップモデル

これは上の三つとは意味合いが違います。
上の三つはあくまで製品のグレードの話になります。

フラッグシップモデルは「メーカーを代表する製品」になります。

「このメーカーといえばこの商品だよね」ということになります。

メーカーにもよるのですが大抵2つになると思います。
スノーボードの場合、カービングとオールマウンテンで1種類ずつといった感じになります。

売れ筋商品になりますので価格も高くなく、グレードとしてはミドルとハイエンドの間くらいのものが多いです。

上にも書きましたが、売れ筋になるので、性能に対して優しい価格に設定されています。
いわば「メーカーの顔」の商品ですのでクオリティが高い製品になります。
ですので、迷っている人はフラッグシップモデルを選べば間違いないと思います。

おまけ

ハイエンドモデルは売れ筋というわけではありません。

作る量がかなり限られています。
いくら良いものでも売れ残ったら赤字になってしまいますので、当然といえば当然なんですが。
そのため、シーズン末になるとほとんど入手不可能になります。
大抵、ハイエンドモデルを選ぶ人は予約入れて買うとは思いますが。。。

また、ハイエンドモデルは丈夫ですので、買い替えの速度が遅いんですよね。
さらに、ハイエンドモデルを使用していたけど、ミドルクラスで十分だと思う人も少なくないんですよ。

何が言いたいかというと、最近どんどんスノーボードのギアの価格は上がり続けています。
しかし、買い替える人は減ってきていて、メーカーにしたらいかにして利益を出すかを考えます。
つまり、「性能は変わっていないのに値段が上がっている場合」や「値段はそのままだけど、特殊な素材は使わなくなった」といったことがあるんですよね。
もちろん、メーカーによります。
企業努力をして値段もあまり上げていないメーカーが大半なのはよくわかっています。

スノーボード業界が不景気なのは理解しているんですよ。
だから、自分はスノーボード業界を続けるためや盛り上げるためには必要なことだと思うんですよ。
しかし、消費者の立場からしたら複雑ですよね。
ですので、こういったことも含めて、理解したうえで納得して買ってほしいんですよね。

エントリーモデルについて

ビンディングのエントリーモデルをまとめました。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】ビンディングエントリーモデル7選:ビンディングの話

まとめ

エントリーモデル:初心者用モデル(安い最廉価モデルという意味ではない)
ミドルクラスモデル:価格、性能、素材のすべてが中間のバランスが取れたモデル
ハイエンドモデル:メーカーの技術の粋を集結させたモデル
フラッグシップモデル:メーカーの顔

困ったら、フラッグシップモデルを買っておけばまず間違いはないです。
技術や性能の基本になるもの、中心になるものを知っておくことが上達への近道なんですよね。

自分みたいに偏屈で、人が選ばない少数派を好む人は、冒険したがるんですよ。
ハイエンドモデルに走ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。