おはようございます。
今朝はバインディングの話です。
国産のアルペンバインディング、ALCビンディングについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】ALC BINDING:理系にはたまらないバインディング
結論
セッティングに癖はありますが、かなり安定した滑りが味わえます。
詳細は下に書きます。
アルペンバインディングについて
自分もアルペンバインディングをそんなに数乗っているわけではないので、なかなか比較は難しいです。
ですが基本的にはベイル式のものが多く、クリップで止めるものが主流です。
形状自体も差別化が難しいですが、あとは素材などが変わってきます。
ブーツや板が硬くできているため、それに負けない剛性を持つ必要があります。
素材は金属やジェラルミンが多いですね。
シンプルながら機能を最大限に生かした形状が本当にかっこいいんですよね。
【スノーボード】アルペンビンディングの種類:ベイル?インテック?ステップイン? | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
ALC ビンディングって?
長野県上田市にある株式会社アベイルが製造しているビンディングになります。
ALCはビンディングのほかにスノーボードとプレートを扱っています。
国内ブランドでは珍しく、アルペンのみに特化したブランドとなっています。
日本の工場の製品らしく、金属の扱いが本当にうまく美しいバインディングです。
上にも書きましたが、理系にはたまらない作りになっています。
カントリングの合わせ方とずらし方によってカント・リフトの角度が変わります。
ある程度縛りはあるのですが、かなり自分好みに調整できます。
なんか、頭のいい人が設計したビンディングだなという気になります。
ベースプレートも正方形でコンパクトにできています。
板に力のかかる場所が限定されているので、数条のビンディングとは違う感覚を味わえます。
アングルを変えてもプレートの角度は変わらないので、プレートが板からはみ出すことがないのはうれしいです。
特に自分のように足が大きく、アングルも40度とかを使っている人にとってはかなりのメリットだと思います。
デメリットは?
パーツが多く、なかなか設定が難しいです。
微調整はできるのですが、微調整をするのが難しい。
センターボルトを外さないとスタンス、アングルを変えられないけど、センターボルトを外すとカントリングが外れるときが多いです。
カントリングが外れると、つけるのがまた難しいんですよね。
ですので、バインディングを外すと位置から設定をし直さなくてはいけないのがネックです。
また、設定できる場所が多いということは、設定位置を覚えておくのも難しいということです。
センターボルトの六角のサイズも通常のスノーボードに乗るときに使うサイズではないので、忘れると致命的になります。
あれ?
一見デメリットが多いように見えますが、こういう部分も含めて理系はたまらんのです。
こまごまとしたセッティングがドンピシャに来たとき、このビンディングでしか得られない乗り味が得られます。
めんどくさいとかイライラするということがないわけではありません。
でも、そういう部分も含めて自分はこのバインディングが好きなんですよね。
まとめ
機能とデザインを併せ持ち、唯一無二の純国産のバインディングです。
アルペンビンディングの差別化って難しいのですが、ここまでオリジナリティーあふれるビンディングは今のところ見たことないですね。
クリップがアルマイト加工されていてきれいなんですよね。
ただ、クリップに関しては樹脂製の方がブーツとのなじみがいいように自分は感じるんですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。