おはようございます。
今朝はワックスの話です。
数年前から気になっているハカセのワックスについて書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】ハカセのワックス:気になるワックス
結論
他のワックスブランドにはない面白い素材を使っていますね。
詳細は下に書きます。
ハカセのワックス
1993年からワックスを作っている青山化学が2012年に
ブランド化したのがハカセのワックスみたいですね。
カタログを見た感じだと、その名に偽りはなく、
他のブランドにはない化学物質を使用しています。
特にフラーレンとかは珍しいですよね。
フルオロフラーレン。
個人的にフラーレンはC60のサッカー型か、
C70のラグビー型か、どっちを使っているのだろうと気になります。
青山化学:川崎市浅田|高性能で低価格スキー・スノボ用ワックス製造・販売 (navida.ne.jp)
気になるワックス
気になるワックスを挙げていきたいと思います。
主にペーストを紹介しますが、下地さえできていれば、
ホットワックスの必要はなく、すぐに塗れるのがかなり魅力的です。
フルオロフラーレンリキッド オレンジ
フルオロフラーレンを使用したワックスですね。
フラーレンとは炭素が大量に結合したものになります。
黒鉛やダイヤモンドが浮かぶと思いますが、
炭素原子が60個あり、サッカーボール型になっているのがフラーレンです。
その炭素にフッ素が結合しているのがフルオロフラーレンとなります。
フッ素系ワックスの下地の上に塗るものらしいですね。
電気陰性度と疎水性がかなり高いので、汚れが付きにくく、滑りが良くなることが予測されます。
■フルオロフラーレンリキッド オレンジ! :liquid-orange:ハカセのワックス – 通販 – Yahoo!ショッピング
ナノレアメタルペーストシルバー
Ag(銀)が配合されているペーストになります。
銀って汚れに強いイメージがありますよね。
あと、においにも強そう。
驚くべきは適応温度。
-20~+50度どいう信じられないレンジ。
さらに汚れにも強いので、これ一つあればどんな場面にも使えるという優れものです。
NANOフラーレン高密度ペースト2
2022から新しくなったものですね。
フラーレンを使ったペーストで特許取得品なので、
ハカセのワックスでしか、この滑り心地は試せないということになります。
ブルーが温度域的に使いやすいかなと思います。
リキッド非吸収特殊ポリエチレンパッド
コルクとポリエチレンパッドが一体化したものです。
リキッド系を吸収しないので、ロスなく濡れると思うんですよね。
ハカセのワックスのみならず、他のリキッドワックスの使用場面にも使えそうなんですよね。
Amazon.co.jp: ●新ハカセのワックス リキッド非吸収特殊ポリエチレンパッド「純国産」改良型 by 青山化学2023! : ドラッグストア
見ていて思いついたこと
ワックスでこういうことができたら面白そうだなという部分では、
テンパリングかなと思います。
自分の職業病だと思うんですけど、
化学物質の結晶形がすごく気になるんですよね。
で、熱をかけるので溶解前の固形ワックスとアイロン後のワックスって
結晶形が一緒なのだろうかと思ってしまうんですよね。
テンパリングはチョコレートを作るときの技術として有名です。
温度を上げ下げして舌触りが変わるという技術です。
舌触りというのは結晶形に左右されるので、
水の弾き具合も化学物質も大事ですが、結晶形も大事なんじゃないかなと。
だからテンパリングでその部分が調整できたら面白いなと思います。
まとめ
オンリーワンのワックスを使ってみるのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。