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【スノーボード】フリースタイルに導入:ユニバーサルカント

  • 2023-02-06
  • 2023-02-06
  • 小物

おはようございます。

今朝はアクセサリーの話です。
ユニバーサルカントをフリースタイルボードに入れてみた話をしていこうかと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】フリースタイルに導入:ユニバーサルカント

結論

ユニバーサルカントはカービングを安定させるのに向いています。
特に後ろ足がずれてしまう人は試してみるのがいいかもしれません。

詳細は下に書きます。

カント・リフト

フリースタイルのバインディングは最近、カントの入ったものが多くなっています。
カントがあることでバインディングの外が和の方まで十分に力が行き届き、板へ力を与えやすくなります。

一方、リフトはあまり入っていません。
プレートに近い効果があるのですが、角度をつけることにより、よりエッジへのアクセスができるようになります。

個人的な感覚なのですが、カントとリフトを入れるとカービングがかなり簡単になります。
等間隔のフリーカービングになるんですけどね。

アルペンスノーボードに乗るとき、カントリフトを入れると本当に体重移動だけで板が切れていきます。
ヒールサイドは前足のかかと、トゥーサイドは後ろ足のスネ。

その部分に乗るだけで、本当にいいんですよね。
で、そのアルペンの感覚をフリーの板に持ってこれないかなと思い、ユニバーサルカントを導入しました。

ちなみに、カント・リフトについては下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】ビンディングのカント・リフトについて:適正値は? | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)

ユニバーサルカントの使い方

ユニバーサルカントはバームクーヘンを斜めにそぎ切りしたような、樹脂製の丸いリングを
二枚重ね合わせて使います。

これをずらして、角度を調整しながら使う感じですね。
ALCのアルペンバインディングと同じ感じです。

数字が大きい方(最大8)が最も角度がついていて、0が角度のない状態です。
リフトだけなら、バインディングに対して0°の位置に数字を合わせればよいです。

カントだけの場合も90°の位置に数字を合わせればよいです。
カントとリフトを入れたい場合、バインディングに対して0~90°の間に数字が来るようにします。

入れる角度は人の好みです。
自分は気持ち20°くらいにしました。

また、スタンス幅もアルペンに近づけて狭くしました。
普段56cmなのですが、52cmまで狭くしました。

カント・リフトを入れる場合、足の外側へ十分力が伝わるので、スタンスを狭めることが可能です。
板の真ん中をしならせやすくするんですよね。

ユニカンの効果

効果はかなりあります。
かなりアルペンに近く、重心のみでカービングが可能になりました。

板自体のキャンバーの強さやブーツの硬さがそれなりに必要ですが、ほとんど同じと言っていいと思います。
特にずれやすいヒールサイドのエッジングにはかなり効果があります。

安心して、体を傾けていける感じ。
多分、フリースタイルのみの人はかなり違和感があると思います。

思いますが、強制的に板の中心に乗せるてくれるユニバーサルカントはほんといいですよ。

ユニカンの注意点

爽快感は増すものの、エッジングがかなり強くなります。
自分の場合、スタンスも狭めているので、カービング特化になっていきます。

フリースタイルの自由さが、一部失われる感じですかね。
その部分に違和感がある人は不要かもしれません。

また、角度によってはバインディングがかなり鋭角に入り板へのダメージがある気がします。
その部分は気を付けたほうが良いでしょう。

ただ、乗る位置を教えてくれたり、爽快感がかなり増すので、一度は試した方がいいですよ。

リフトに近い効果を得るには?

ユニバーサルカントもそんな安いものではありません。
個人的にそれに近い効果を得られるセッティングがあったりします。

それは後ろ足のバインディングのストラップを少し緩めることです。
一番きつく締めてから、1~2カチくらい緩めてみるといいですよ。

後ろ足の足首を少しルーズにすることで、前足中心のヒールサイドのキレが増しますし、
後ろ足のヒールに乗ったときの重心が、理想の場所に行きやすくなります。

あくまで個人的な感覚ですが、気になる方はぜひ試していただきたい。

まとめ

ユニバーサルカントをフリースタイルに導入することによってアルペンに近い滑りが可能となります。
合う・合わないがあると思いますが、一度試してみるのはお勧めですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。