おはようございます。
今朝はブーツの話です。
21-22シーズンはDeeluxeのTeam ID LTDを使い続けていたので、それについて書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】Deeluxe Team ID Ltd:1シーズン履いた感触
結論
22-23シーズンも変更はデザインのみのようなので、人気のあるモデルとして続くと思います。
詳細は下に書きます。
Team ID Ltd
ディーラックスのフリーライド系のハイエンドモデルになります。
グラトリ等がメインになっていますが、カービングも全然いけますし、微調整できるのがかなり魅力的です。
今は結構価格が違いますが、EMPIREやDEEMONと並んで比較されるブーツだと思います。
選んだ理由について
選んだ理由は「やわらかいブーツが欲しかったから」です。
硬いブーツに乗っていることが多かったのですが、硬いブーツではできないことも結構あります。
そして、やわらかいブーツを使っていなかったことから、自分の成長の妨げになっている感じもしたんですよね。
候補ブーツとしてはRIDEの92、SALOMONのSYNAPSEあたりでした。
Team ID Ltdにした理由は熱形成ができることと、多機能そうなので面白いかなと。
あと、限定っぽいのでさっさと注文してしまおうという感じでした。
サーモインナーについて
ディーラックスの特徴の一つがサーモインナーです。
カスタムサーモインナー・サーモインナーライト・サーモインナーの3種類が現行にあり、
熱形成で自分の足の形にフィットするようにできています。
カスタムサーモインナーとサーモインナーは熱形成が必須になります。
この二つは採用モデルの価格を見ると結構違います。
形成フォームの質や素材や使い方などが部位によって変わるのでしょうが、この部分はショップとかで確認しないとわかりづらい気がします。
自分もよくわかりません。
値段的にカスタムサーモインナーの方が良いんだろうなとは思いますが、価格の差に価値があるのかはよく確認した方が良いかと思います。
チームID Ltdに使われているのはサーモインナーライトです。
サーモインナーライトは熱形成しなくても普通に使えますし、
熱形成することによって、自分の足によく合った形になってくれます。
熱形成をしていない状態で滑ってはいないのですが、履いた感じは締め付け感覚が強かったです。
使っていくうちに慣れていくとは思いますが、自分みたいに足の形が甲高・幅広の場合、やはり熱形成は必須だと思います。
まあ、それを望んで買ったのですが。
エッジを使っているので、サーモインナーとの比較になりますが、
サーモインナーライトの熱形成でも十分ストレスは感じませんでした。
熱形成してもらったショップが違いますし、滑り方も違うので単純な比較にはなりませんが、
サーモインナーの方がやはりがっちりと自分の足専用だなって感じはありました。
2つのベルクロとスピードレース
まず、スピードレースなのですが、自分の使い方が下手なのか、あまり好きじゃないんですよね。
Boaとかに比べると緩みやすい感じがあります。
また、紐の先っぽが収納個所から飛び出ているということもざらです。
締め付けも部位ごとに緩めることはできませんが、全体のホールド感の調整には優れています。
基本的に良く締め付けた状態が好きなもので、そのせいでよく外れるのかもしれません。
熱形成しているので、ぶっちゃけそこまで締め付ける必要ってないんですよね。
スピードレースでそこそこに締めて、ベルクロで調整するというのが、このブーツの正しい使い方なのだと思います。
その部分に遊びがあるので、調整次第でどんな滑りにも対応できるのがこのブーツの素晴らしいところだと思います。
重さと足裏感覚
重いとも軽いとも思いませんでした。
こんなものかなーと。
足裏感覚は優れていますね。
かなり薄さを感じます。
歩いていても足の裏で雪を踏む感覚がよくわかりますし、
スノーボードに乗れば、フラットな場所だと雪のボコボコ拾ってるなーって感じます。
自分がそこまで足裏感覚を使う滑りができないので、高速域ではなかなか良さが感じ取れませんでした。
ソールパターン的に滑りそうで怖かったのですが、普通の雪上では特に問題はありませんでした。
氷の上やアイスバーンの上で歩くことがなかったので、あればまた違ったかもしれません。
滑りについて
足首の自由さが全然違いました。
めちゃくちゃ自由です。
そこから得られる体重移動が本当に簡単。
エッジでは体重がかけられる範囲が結構シビアに決まっていましたが、足首が動くだけでこんなに変わるものかと。
その分、トゥーサイドはかなり踏み込まなければ板が立ってきませんが、ベルクロで調整できるのは強みかもしれません。
自分はどうしてもその部分の遊びが気になってしまったので、インナーパワーベルトを使って少しレスポンスを上げていました。
全然滑り方が変わると思います。
体重移動メインで乗っていたエッジに対して、ひざをこんなに入れ込んで倒すことができるという感覚。
かなり感動しました。
総合的に
上の部分を読んでみると結構だめだしをしている感があります。
ありますが、総合的にはバランスの取れた非常にいいブーツだと思います。
二つのベルクロの部分でいろんな滑りに対応できるのが良いです。
やわらかめからミドルフレックスの板に向いていますね。
幅広い板と相性の良いブーツです。
滑り方の基本や自由さを再認識させてくれるようなブーツです。
オールマウンテンボード、パウダーボード、オールラウンドボードあたりと合いそうです。
逆に硬い板だとやはりレスポンスの面では頼りない。
まあ、そのためにエンパイアやディーモンがあると思います。
フリーライドメインのTeam ID Ltd
カービングメインのEMPIRE。
キッカー・ハーフパイプもいけるDEEMON。
こんな感じでしょうか。
22-23シーズンのDEELUXEについて
22-23シーズンのDeeluxeブーツについては下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
【スノーボード】Deeluxeのブーツ2022-23:今年の目玉は? | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
まとめ
オールラウンド・オールマウンテン・パウダーと相性が良いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。