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【スノーボード】F2が日本から撤退した理由は?:公式大会では使えるの?

  • 2022-07-13
  • 2022-07-13
  • 雑談

おはようございます。

今朝は雑談です。
いまさらですが、F2が日本から撤退した理由についてはなしていこうかとおもいます。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】F2が日本から撤退した理由は?:公式大会では使えるの?

結論

F2は18-19シーズンから日本の代理店との契約を打ち切り、日本での入手が困難となりました。
それに伴い、JSBA公式用品から外れているようです。

詳細は下に書きます。

F2って何?

F2はオーストリアのスノーボードブランドになります。
1979年から稼働しており、主にレースシーンに強いブランドになっています。

今でもオリンピックではこのブランドを目にすることは多いのではないでしょうか。
フリースタイルの板にELIMINATER、アルペンボードの板にSpeedsterなどがあり、今でもこの板は人気のあるものとなっています。

今でこそカービングがしやすい板が増えましたが、エリミネーターは本当にどんなレースシーンでも使えてあこがれの板の一つでした。
そんな名作の板も多いF2ですが、日本におけるF2の貢献は何と言ってもアルペンボードのビンディングだと思います。

今でこそ、いろんなバインディングが見られますが、F2の全盛の時、シェア率はかなりのものを締めていたと思います。
ベイル式、ステップイン式の基本的な形状を定着させた感じがします。

F2が撤退した今でも使っている人は多いですし(自分もそうです)、
ケスラー、オクセス、マウンテンスロープはF2のビンディングのOEMだった気がします。

F2 Snow

なんで日本から撤退したの?

海外のスノーボードブランドが日本で販売する場合、日本法人か代理店を通すかの大きく分けて2つになります。
日本法人の方はわかりやすいかと思います。

日本法人がある場合、日本向けのサイズだったりモデルを開発してくれたりします。
まあ、こっちについては言うことは特にありません。

F2の場合は代理店を通して国内販売を行っていました。
個人輸入の面倒くさいことを代理店が引き受けてくれるので、非常に助かるシステムなんですよね。

ただ、逆に言うと、代理店を通さないと購入ができなくなります。
メーカーと直でコンタクトとっても代理店を通すように促されることになります。

早い話が厄介なことを引き受けてくれる代わりに、仲介料が発生するという感じでしょうか。
契約内容によって変わるので、詳しくはわかりませんが。

そして本題です。
当時、板もビンディングも絶好調だったF2は代理店に吹っ掛けます。

日本国内での販売量、しいては代理店の取扱量を大幅に上げるように要求するんですよね。
F2は確かにかなりのシェアを締めていました。

しかし、日本におけるアルペン人口はそこまで多くはないんですよね。
さらに言えばビンディングは丈夫なのでそこまで買い替えることもないですし。

そんなこんなで代理店との交渉は決裂し、日本国内における代理店がなくなってしまったとの話です。
自分のきいた話だとそんな感じです。

F2自体はかなり売れる商品を持っています。
代理店を変えれば日本国内でもまだまだ売れるとは思います。

復活しないのは、前の代理店の契約上乗り換えられないのか、他の代理店が厄介なことに首を突っ込みたくないのか。
詳細はわかりませんが、いまだに復活はしていません。

公式大会では使えるの?

JSBAのホームページを見る限り使えないようです。
公式用品というページがあるのですがF2の名前は消えています。

公式用品 – JSBAについて|【日本スノーボード協会】 JSBA Official Site|【日本スノーボード協会】 JSBA Official Site

まとめ

F2が日本から撤退した理由とJSBAの大会で使用できるのかについて書きました。
国内で復活する見込みはないわけではありませんが、今のところそういう情報は聞いていません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。