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【スノーボード】セットバックって何?:0ってどういうこと?

  • 2021-11-08
  • 2021-11-08

おはようございます。

今朝は板の話です。
セットバックについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】セットバックって何?:0ってどういうこと?

結論

セットバックは有効エッジ長の中心を0として考えます。
右足と左足のホールの中心の位置が有効エッジ長の中心からどれだけ後ろにあるのかを示す数値になります。

詳細は下に書きます。

有効エッジ長って?

セットバックを知るためにはまず有効エッジ長を知る必要があります。
有効エッジ長は板のエッジで雪を接する部分のことを言います。

実際に滑りに大きく関係するこの部分は板選びの基準になっています。
長ければスピードが増し、短ければ小回りが利くようになります。

ただ、長すぎても短すぎてもストレスになるため、自分のしたい滑りとレベルを考えて選ぶ必要があります。

【スノーボード】板選びの新常識:有効エッジ長で選ぼう! | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)

セットバックって何?

セットバックは両足の中心の位置が板の中心からどれだけ後ろにあるのかを示す数値です。
この板の中心というのが有効エッジ長の中心になります。

ツインチップの板だとわかりやすいですが、ディレクショナルの板だと少し難しいんですよね。
ディレクショナルだと基本的に有効エッジ長の中心が板の全長の衷心より後ろ側に来ています。

ツインチップの板だとセットバックなしの板が多いです。
簡単な話、両側から均等に滑れるようになっているからです。

ディレクショナルツインなどの板は10mmや20mm入っています。
ハンマーヘッドになると50mm以上入っている板も少なくありません。

セットバックって何が変わるの?

入っていた方がいいのかどうかは滑り方によって変わってきます。
上にも書いたように両足を均等に使いたい滑り方をする人はセットバックはほとんど不要です。

ハンマーヘッドのように前足で舵を取り、後ろの抜けを良くしたい人はセットバックが入っていた方が良いでしょう。
ノーズの面積が大きくなることにより、前足のパワーが強くなります。

また、テール側が短くなることによって板の抜けが良くなります。
スピードを出したい人やクルージングをしたい人はセットバックは必要になってきますよね。

また、セットバックが入っていると疲れにくくなります。
テールの抜けが良くなることにより、板の取り回しが良くなり、疲労感が軽減されます。

セットフロントってないの?

今はセットフロントの板はないと思います。
昔は直下りでスピード出す競技用の板であったような気がしますが、今はもう見かけません。

セットフロントだと、テールの粘りが楽しそうですよね。
もともとセットバックが大きく入っている板の場合、セットフロントにして乗ることもあったりします。

まとめ

セットバックは多くの板に採用されており、乗りやすさが上昇します。
板に違和感を感じたときはセットバックを入れたり、なくしたりして滑ってみると、感覚がわかりやすいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。