おはようございます。
今朝は板の話です。
主な国産ブランドのキャンバー形状について書きたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】各ブランドのキャンバー形状の呼び方:ブランドによって違う?
結論
まったく同じ形状ではないですし、各ブランドのアイデンティティが詰め込まれています。
詳細は下に書きます。
各ブランドによって違うキャンバー形状
キャンバー形状は基本的にはキャンバー、ロッカー、フラットの3つで構成されていて、それがさらに組み合わさってできています。
ダブルキャンバーやハイブリッドキャンバーなどがその代表例です。
今はさらに複雑な組み合わせとなっていて、3種類の組み合わせやノーズとテールは別々などいろんな組み合わせになっています。
ノーマルキャンバーでさえ細かく見ればメーカーやモデルによって変わります。
サイドカットとキャンバーの終わる位置の違いやキャンバーの深さなど細かく見ればきりがありません。
それだけで滑りやすさが変わるのが数ノーボードの不思議で面白いところですよね。
MOSS
モスのキャンバーはカタログで見る限り7つです。
・STANDARDキャンバー:ノーマルキャンバー
・*CS2キャンバー:ハイブリッドキャンバー
・FUSIONキャンバー:ノーズハイブリッドキャンバー
・LOWキャンバー:浅いノーマルキャンバー(フラットキャンバーに近い)
・FRキャンバー:ノーマルキャンバーのノーズテールロッカー
・V-ロッカー+DCS:センターロッカーのダブルキャンバー
・CIRCUSキャンバー:ノーマルキャンバー+足元キャンバー+ノーズテールキャンバー(キャンバー5つ)
BC Stream
BCストリームのキャンバー形状は5つ。
・キャンバー:ノーマルキャンバー
・バリアブルキャンバー:ハイブリッドキャンバー
・ショートバリアブルキャンバー:可変領域少なめのハイブリッドキャンバー
・ノーズロッカー:ノーズロッカー
・ダブルロッカー:キャンバー+ノーズテールロッカー
OGASAKA
オガサカは明確にカタログにキャンバー名称を書いていませんが、下の3種類はあるようです。
・キャンバー:ノーマルキャンバー
・フリーキャンバー:ハイブリッドキャンバー
・ノーズロッカー:ノーズロッカー
YONEX
ヨネックスのキャンバーは5種類あるようです。
・ノーマルキャンバー:ノーマルキャンバー
・FLOATキャンバー:ノーズロッカー
・EASY RIDEキャンバー:ハイブリッドキャンバー
・ULTIMATEキャンバー:深めのノーマルキャンバー
・EASY RIDEキャンバー1/2:ノーズのみハイブリッドキャンバー
November Snowmaterial
ノベンバーは7つのキャンバーでどれも特徴があります。
・POWDER CAMBER SYSTEM:浅めのノーマルキャンバーにノーズロッカー
・POWDER ROCKER SYSTEM:ロッカーキャンバーのノーズ長め、テール短め
・AMT CAMBER SYSTEM:パウダーキャンバーシステムのキャンバー部分長め
・LOW CAMBER SYSTEM:浅めのノーズキャンバー
・FULL CAMBER SYSTEM:ノーマルキャンバー
・FREE CAMBER SYSTEM:ハイブリッドキャンバー
・WING ROCKER SYSTEM:センターロッカーのダブルキャンバー
キャンバー形状について
キャンバー形状については下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。
【スノーボード】板の話:キャンバーの種類について【まとめ】 | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)
まとめ
同じ形状に分類されていたとしても、ブランドによって大きく形状は異なってきます。
結局乗らなきゃわからない部分が結構あるってことですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。