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【スノーボード】スタンス・アングルの設定値は?:基本を押さえておこう

おはようごさいます。

今朝は初心者向けの話です。
スタンス・アングルの基本となる幅と角度を抑えておきましょう。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】スタンス・アングルの設定値は?:基本を押さえておこう

結論

スタンスの基本幅は肩幅から肩幅より少し広いくらい。
アングルは前12度前後、後ろ6度前後です。

詳細は下に書きます。

スタンス幅の基本

スタンス幅の基本は肩幅より少し広い程度です。
身長や体格によって変わってしまうので明確な数字は言えません。

肩幅が広いという人は骨盤を参考にしてもよいと思います。
安定する足幅がスタンスということになります。

前後左右に傾いても、飛び跳ねても安定している幅であることが必要になります。

参考としてその場でジャンプをしてみてください。
つま先ではなく、足の裏全体で踏み切って足の裏全体で着地する。

それが安定的にできる足幅をスタンスにするとよいでしょう。

アングルの基本

アングルの基本は9~15度、後ろ3~9度が良いです。
前の角度-9度くらいが後ろの角度になります。

後ろは開く方ではなく閉じる方にしてください。
開く方はダックスタンスと言ってマイナス表記になります。

前足は舵の役割を果たします。
右と左への力の伝達をスムーズにする必要があるのです。

足の力を伝達する部分はかかとと親指の付け根です。
その位置が最短であれば舵の切り替えがスムーズになります。

そうすると、足を少し傾けた角度くらいがちょうどいいんですよね。
それがだいたい12度くらいです。

後ろ足は前足を軸に考えて、バランスのとりやすい角度。
足をハの字にしないのは前を向きたいからです。

アングルはスタンス幅と密接に関係しています。
スタンスが広くなればアングルは狭まり、スタンスが狭くなればアングルは広くなります。

あくまでバランスをとるスポーツなので、平地でもバランスがとりやすい状態にしておくことがとても大切なんです。

板とスタンス幅の関係

スタンス幅は基本的に広げれば操作性が増して、狭めると高速安定性が増します。
狭めることについてもっと深く言うと、板に干渉しづらくなるということになります。
板のサイドカーブに沿ったカービングをすることができるということになります。

説明だけ見ると広いほうがいいのではと思うかもしれません。
広いと広いで後ろ足がぶれやすいという問題も出てきてしまうんです。

スタンス幅を変えずに操作性を上げる方法があります。
板の長さを短くすればいいのです。

正確に言うと有効エッジ長を短くすればいいのです。
板にとってスタンスが広いということは操作性が増すということになります。

しかし、乗り手にとってはスタンス幅が変わらず、力の伝達はしやすいままになります。
逆に板の有効エッジ長を長くすれば、板の性能のみで滑ることができるようになります。

板の長さ、有効エッジ長に適正な長さがあるというこのこういうところからになります。

有効エッジ長について

有効エッジ長についてはこちらの記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】板選びの新常識:有効エッジ長で選ぼう!

まとめ

スタンス幅とアングルの基本を押さえておくことで考え方の幅が広がります。
基本が自分にとってあっていなかったとしても、知っておくことはとても重要だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。