おはようございます。
今朝は板の話です。
ワイドボードについて今一度考えてみようかと思います。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】ワイドボードについて考える:メリットは?なんで需要が増えてるの?
結論
需要が増えているのとともに、どういった部分が良いのかを改めてまとめておきましょう。
詳細は下に書きます。
ワイドボードとは
ワイドボードは通常の板よりもウエストが1cm以上太いボードです。
全体の長さの長さのバランスにもよりますが、ウエスト幅が27cm前後のものを言います。
詳しくはこちらの記事に書いてあるので参考にどうぞ。
スーパーワイドはこちら。
ワイドボードの良いところ
板を立ててもドラグしにくく、カービングがしやすい。
低速でもバランスがとりやすい。
浮力があり、パウダーでも楽しめる。
ざっくりというとこんな感じですかね。
板の切り返しがもったりとしているという印象が過去にありましたが、今の板はバランスが本当によく、普通の板のように使えます。
加えて言うと、普通の板のように使えるのはバランスがいい板です。
同じモデルの板でも長さ、太さ、フレックス、キャンバー形状のバランスが良くなければもったりとした板になってしまいます。
ですので、通常の板をただ太くしただけではなく、それに適した長さをドンピシャで出している板がバランスの良い板と言えます。
こればっかりは乗ってみないとわからないんですよね。
なんでこんなに流行っているの?
流行っている理由は何個かあると思います。
滑り方・遊び方の分極化がその理由の一反を担っていると思います。
一つ目はカービングの流行によるものだ
ここ数年でカービングがうまい人が本当に増えました。
基本的な滑り方のある意味終着点がカービングになると思います。
カービングがしやすい板が求められ、ドラグを気にせず板を立てられるワイドボードの需要は増しました。
カービングの派生であるラントリもしやすいんですよね。
キャンバー形状も様々なので、いろんな滑り方を組み合わせやすくなっているのだと思います。
二つ目はパウダーボードの必要性
雪が多いシーズンはパウダーボードが欲しくなります。
浮力が高い板がやはり必要になるんですよね。
接している面が広くなる分少し抵抗は増えるのですが、それ以上の浮力があります。
ディレクショナルでテールが狭くなっていれば特に気になるほどではないので、ぐいぐいと進めることができます。
三つめはいろんなことができる板が求められている
一枚でいろんなことができるようになるんですよね。
カービングもパウダーもいけて、高速でも低速でも楽しめる。
キャンバーやフレックスによってはパークやジブも楽しめます。
ゲレンデの隅々まで楽しめるようになるんですよね。
たった1cmほどの差ですが、大きい差なんですよね。
足が大きい人の救世主
自分も足が大きいのでワイドボードはずっと注目しています。
昔のワイドボードは硬くてかなり難しい板でした。
取り回しが難しいので、短めの板を選んでいたのですが、今はドンピシャの長さを選んで問題なくなりました。
板の性能って本当に上がっているんだと実感させられます。
足がはみ出してしまうのは仕方がないんですけど、そのせいで動きが制限されるのは結構悲しいんですよね。
いろんな板のワイドモデルが出てくれて本当に良い時代になりました。
おすすめワイドボード
オールラウンドに使えるワイドボードを紹介します。
SALOMON DANCEHAUL
サロモンダンスホールはオールマウンテンボードに分類されます。
特に152は取り回しが良く、乗りやすいですね。
どこでも行けるし、何でもできる気になります。
形状はパウダーなのですが、キャンバーがダブルロッカーになっています。
その為、スイッチスタンスも滑りやすく、通常のディレクショナルツインのような板として使えます。
板の出来から考えると、コスパは最高の板だと思います |
ダンスホールのレビューはこちら
OGASAKA CT
オガサカのCTから念願のワイドモデルが出ました。
取り回しはそのままでドラグがしないのは本当にうれしいです。
なかなかCTのワイドモデルは販売されなかったんですよね。
他のブランドのワイドモデルに比べるとやや細めになっています。
多分ギリギリのバランスを追求したのがCTのワイドモデルなんだと思います。
迷ったらCT!! |
CTワイドに乗ったオガサカ試乗会レビューはこちら
まとめ
一枚で年でもできる板になっており、いろんな場面で活躍してくれます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。