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【スノーボード】オールラウンドボードとオールマウンテンボードの違いって?:操作性?走破性?

  • 2021-01-25
  • 2021-01-25

おはようございます。

今朝は板の話です。
最近よく聞くオールマウンテンボードについてオールラウンドボードとの違いを交えて描きたいと思います。
個人的な見解が多いので、ご参考までにどうぞ。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】オールラウンドボードとオールマウンテンボードの違いって?:操作性?走破性?

結論

オールマウンテンボードは走破性を重視した板。
圧雪でも未圧雪でもぐいぐい進んでいきます。
オールラウンドボードは操作性を重視した板。
圧雪で無類の操作性を発揮します。
両方に通じて言えることは、「とても乗りやすい板」ということです。

詳細は下に書きます。

オールマウンテンボードって?

最近はゲレンデで全体が使えるようになったり、オフピステゾーンが増えていたりします。
そのため、パウダーボードが人気となり、ゲレンデでも多く見るようになりました。
しかし、パウダーボードはノーズが長く、テールが短いという形状になっています。
推進力があるため、圧雪でも進みやすくはあるのですが、少し、物足りなさがあったりします。

ジャンプした後の安定感であったり、グラトリなどでの板の操作性が落ちるからです。

そこで、出てきたのがオールマウンテンボードです。

ゲレンデのどこでも楽しめる板を目指して作られたものです。
形状はパウダー形状に近いですが、ノーズ部分もきちんとあります。
オガサカならSPROUT、MOSSならBURNERあたりでしょうか。
テーパードシェイプで推進力があります。
ハイブリッドキャンバーを搭載しているものが多く、ノーズロッカーなどが多く採用されています。

形状を特殊にしたオールラウンドボードといった感じです。
最近のトレンドとしては、少しファットなモデルが多く、ショートファットが多いです。
浮力を保ちながら操作性を両立しています。

ゲレンデをどこでも楽しく滑ることができる板になっています。

オールラウンドボードって?

各社のフラッグシップモデルがオールラウンドボードになっていることが多いです。
オガサカならCT、MOSSならKINGといった感じです。
操作性を重視した板で、形状は王道のディレクショナルツインが多いと思います。

一言でいえば何でもできる板になります。
一枚あれば一生遊べるので、1枚目に選ぶ板には最適です。

長さも細かく分かれていて、やわらかさも選べることが多いです。
圧雪部分での滑りやすさを追求しており、カービング、グラトリ、ラントリ、ジブ、パーク何でもできます。

しかし、シェイプは基本的なスノーボードの形状をしているため、浮力はそこまで高くありません。
圧雪では無類の性能を誇る板と言えます。

特徴がないといえばそうかもしれませんが、すべてが高次元で融合しているのが、最近のオールラウンドボードになります。

板の形状について

板の形状については下の記事にまとめてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】板の話:形状の種類について【まとめ】

まとめ

オールラウンドボードは何でもできる板。
フラッグシップモデルがそれにあたることが多く、最初の1枚に最適な板です。
オールマウンテンボードはどこでも滑れる板。
ゲレンデの隅々まで遊べるというコンセプトで作られた板です。

両方とも「滑りやすい板」なのですが、滑りやすさの種類が違ったりします。
操作性と走破性。
いろんなところを滑りたくなる板と、いろんな滑り方をしたくなる板。
どちらも欲しいですよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。