スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】ワックスの話:クリーニングの手順

おはようございます。

今朝はワックスの話です。
ワックスの手順その①として、クリーニングの仕方についてを書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】ワックスの話:クリーニングの手順

結論

クリーニングは板の汚れを落とすと同時にベースワックスを板に定着させるために必要な手順。
ベースワックスはやわらかいものを選びましょう。

詳細は下に書きます。

クリーナーで汚れを除去する

必要なもの

ガリウムクリーナー
キッチンペーパー(タオルでOK)
ブルーシート
アイロン台

操作

キッチンペーパーにクリーナーを染み込ませてソール面を軽くふきます。
ふいて、乾かして、乾拭きをしてを数回繰り返してキッチンペーパーが汚れなくなっていくのを確認しましょう。(完全にきれいにはできない)
成分はよくわかりませんが、においや手触り的に有機溶媒だと思います。
長時間拭き取らないとソールにダメージが行くと思いますし、そのままアイロンかけるとあまりよくない気がします。
こまめに拭き取りましょう。

それでもきれいにならなかったら

必要なもの

ブラスブラシ(金ブラシ)

操作

それでもきれいにならなかったらブラスブラシの出番です。
ノーズからテールに向けてブラシをかけましょう。
ワックスを取り除くイメージです。
あまり、強くやりすぎるとソールに傷がつくのでほどほどに。
ブラシでおススメなのはドミネーターのブラスブラシです。
非常に目が細かく、クリーニングに最適なんですよね。

ベースワックスでクリーニングをする。

必要なもの

ガリウム ベースワックス
スクレーパー
ブルーシート
ワックス台
アイロン
ワクシングペーパー

操作

アイロンの温度を110℃程度に上げます(十分に熱する)
ワックスをアイロンにつけてワックスの溶けた面をソールにこすりつけます。
何度かこすりつけて、ソール全面をワックスで埋めましょう。
ワクシングペーパーをソールとアイロンの間に挟み、アイロンをかけます。
あまり早くかけるとワックスが解けません。
遅すぎてもソールが焼けてしまいます。
気持ちゆっくるいめで構いませんので、アイロンがけをします。
一度目はワックスを溶かすイメージです。
二度目はワクシングペーパーに汚れを移すイメージでアイロンをかけましょう。
ワクシングペーパーが汚れたら変えるようにしましょう。

まんべんなくワックスが解けたら暖かいうちにスクレーパーで削り取りましょう。
ムラなくきれいに落とすようにしましょう。
この時点で削ったワックスがきれいならばベースワックスづくりに移動してもよいです。
ワックスが汚れているのなら、ベースワックスでのクリーニングをもう一度しましょう。

はがしたワックスがあまりに汚いのならばクリーニングを最初からやりなおすのもありです。

ベースワックスをきれいにはがし切って、ワックスは終了です。
ブラシ等はかけなくても問題ありません。

まとめ

ソール面のクリーナーは液体クリーナとホットワックスでのクリーナーがあります。
液体クリーナーではワックスごと汚れを取るイメージです。
ホットワックスでのクリーナーは古いワックスからクリーナー用ワックスに汚れを移す感じです。

シーズン初めには液体クリーナーを使って古いワックスを除去しても構いません。
液体クリーナーは定着したワックスもはがしてしまうので、シーズン中にくるーにんぐをするときはホットワックスでのクリーニングのみをお勧めします。
シーズン中は汚れがそこまで気にならないと思うのでそこまでクリーニングをかける必要はないと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。