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【スノーボード】板選びの新常識:有効エッジ長で選ぼう!

  • 2020-09-18
  • 2021-08-21

おはようございます。

今朝は板の話です。
有効エッジ長について書かせてください。
今はこの「有効エッジ長」が板選びの基準になりつつあります。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】板選びの新常識:有効エッジ長で選ぼう!

結論

身長×0.65~0.75の有効エッジ長の板を選びましょう。
高速安定性を求めるなら長めを、初心者やパークなど低速で遊びたい場合は短めを選ぶようにしましょう。

詳細は下に書きます。

有効エッジ長って何?

エフェクトエッジ(effect edge)やエッジコンタクト(edge contact)とも呼ばれます。
板の性質を大きく左右するパラメーターで、カタログなどには板の長さの次くらいに書かれています。

有効エッジ長が長くなるとサイドカーブも大きくなるんですよね。
サイドカーブが小さいままだと、ウエストが細くなりすぎてしまって、板のバランスが悪くなります。
スピードを出しやすくなるので、レースやフリーカービングモデルに多いです。
また、エッジが長いということは横にしたときにブレーキが強くなります。
背が高い人=体重がある人になるので、身長が高い人は有効エッジ長が長い板を選ぶようになります。

有効エッジ長が短い板の特徴としては取り回しが楽になっています。
長い板と逆で、サイドカーブが短いです。
そのため、曲がりやすくなります。
そのため、短めの板は初心者に向いているといえます。
ただ、高速域になるとやや安定性に欠けます。
また、体重のある人はブレーキが不十分になってしまいます。

何で有効エッジ長で選ぶの?

板のデザインの多様化により、適正な板の長さ=身長-15cmの方程式が成り立たなくなっています
木の形成やカーボン生成の技術がここ数年でかなり進展していて、面白い形の板が増えてきています。
また、パウダーボードやスワローテールといった板も増えており、自分の身長よりも長い板に乗る人も増えているんですよね。
スピードをコントロールする部分が有効エッジ長になるので、板選びの基準は今や有効エッジ長になりつつあります。

どうやって選べばいいの?

有効エッジ長が自分の身長×0.7がちょうどいいとされています。
スピードを求めるなら、少し長めにしてください。
板をくるくる回したいとか初心者は少し短めが良いでしょう。
原則こうですと言っているだけですので、外れても何とかなります。
体重や足の長さとかも考慮しましょう。

アルペンボードは?

アルペンボードは全く当てはまりません。
レーシングモデルはテールまでエッジがあるので板の長さがほとんど有効エッジなんですよね。
クルージングモデルは浮力を増やすために多少は遊びがありますが、それでも全然エッジは長いんですよね。
ゆっくりとロングターンを楽しむのがいいんですよね。

板の形状からの板選び

板の形状からの板選びについては下記の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】初心者にはどんな板?:形状から考える

まとめ

有効エッジ長は板のパラメータの一つ。
板の性格を大きく左右します。
長ければ安定して、短ければ取り回しが良くなります。
身長×0.7程度の板を選びましょう。

滑り方やスタイルに合わせて有効エッジ長を選びましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。