おはようございます。
今朝は雑談です。
シーズンアウトしたんで、思うことをつらつら書いていきたいと思います。
気が向いたら読んでください。
【スノーボード】シーズンアウトしました:振り返りと今後の予想
21-22シーズンアウトしました
今年は雪が多く、充実したシーズンになりましたね。
とはいえ最近一気に気温が上がり、雪が緩み始めました。
それとは関係なしに、シーズンアウトしたんですけどね。
今シーズンはいつもより多い時間滑りました。
なんかいろいろわかって、いろいろはまって、いろいろ試したんですよね。
そのおかげでずっとスノーボードが楽しいシーズンでした。
スノーボードが楽しいのは10年前からずっとなんですけどね。
今シーズン試したこと
1つ目はブーツまわりの調整です。
ソフトブーツでは今までに比べると格段にやわらかいTeam ID Ltdを購入しました。
足回りの自由ができ、足裏感覚が研ぎ澄まされて、違った感覚で滑ることができました。
この経験はもっと早くにしておくべきだったと、感じてます。
硬いブーツをやわらかくするのは難しいですが、やわらかいブーツを固くすることはできますので。
その反面、ハードブーツにパワーライドFitを入れるとかなり調子が良くなりました。
ハードブーツは硬い分、隙間があると致命的なんですよね。
パワーライドFitはその部分をきれいに埋めてくれました。
パワーライドは長年使っていますが、硬さを手放すとまた違ったものが見えてきて楽しいものです。
2つ目はエッジです。
気分的にエッジを触るのはプロショップに任せていたんですけど、板の枚数も増えてきたので、数枚は自分でやってみることにしました。
自分でやるとかなり細かい部分まで設定できます。
スタンス間はエッジを深くして、ノーズ・テール側に向かうにつれてエッジ角を緩やかにしたらかなり調子が良くなりました。
いらない部分は自分でダリングもすると、取り回しはよいけど、食い込むところは食ってくれる板の調整ができたんですよね。
かなり、よかったです。
アシンメトリーにするのもありだなと考えています。
来シーズン、どんな風にエッジをいじるのか、今から考えていたりします。
3つ目はドラグダケの存在です。
このサイトでも何回も紹介しているドラグダケ。
想像以上の効果でかなり気に入っています。
実はアルペンにもつけていて、アルペンの場合は縦につけていたりします。
板の性能を存分に味わえるのと、板の性能を引き出してくれるそんなアイテムです。
足が大きいからという理由で遠ざけてきた板も試せるようになったのが本当にうれしいですね。
楽しくなったことについて
1つ目はカービングです。
やはり、近年のカービングボードはすごいなあと。
昨年に引き続きサロモンのダンスホール152を使っているんですけど、このボードでのカービングは本当に楽しいです。
152だけ、フレックスがやわらかめにできているそうです。
ブーツもやわらかくしたせいもあり、足回りの自由度がかなり増え、動かしながら乗れるというのが楽しいんですよね。
そうなってくるとポジションをいろんな位置に持っていけるので、マニュアル的な動きでカービングができるようになったのが楽しかったです。
来シーズンからダンスホール152のフレックスバランスが見直され、少しハリがあるようになるみたいです。
今のフレックスが結構好きですし、152選んでる人結構多いので、変えなくてもいいのではと思うんですが、どうなんですかね。
2つ目はアルペンです。
アルペンにようやく乗れたという感じになりました。
滑ること自体はできていたのですが、乗れるようになるというのはまた新たな快感です。
バフバフのパウダーのナイターでひたすらアルペンを滑り続けたんですが、その時に何かわかった感じがしたんですよね。
カービングが楽しくなったの延長線上なんですが、フリースタイルではこれで滑れるけど、
アルペンでは通用しないぞというのが明確にわかってきた感じです。
板の使い方というよりもブーツの使い方が全然わかっていなかったと実感しました。
なんかわかるときは急に来るって感じです。
3つ目はパウダーにはパウダーボードということです。
MOSS SNOWSTICKの試乗会の時、めちゃくちゃパウダーだったんですよね。
その為、お客さんが少ない中、何枚もパウダーボードを試すことができました。
そうすると実感できたのが、パウダーボードの価値。
カービングパウダーとパウダーボードの違いも結構判ります。
全体的にたゆんとしているボードで頼りなさそうなのに転ばない。
いつもなら転んでしまう体重移動を持ち直してくれる。
それがあるから、パウダー上でも安定したターンができるのだとわかってきたんですよね。
パウダーボードは1枚買ったんですけど、残念ながらパウダーでの使用がいまだにできていないので、来シーズンに持ち越しですね。
何となく思う今後のこと
漠然と自分が思っているだけなので聞き流してください。
二つあります。
アルペンは流行らないんだろうなということ。
オリンピックもあり、アルペンボーダーも増えては来ているんですけど、爆発的なブームはないんだろうなということ。
メーカーが出すボードが物語っているんですよね。
アルペンボードは縮小傾向にあり、さらにレース向けのものが非常に多い。
もっと自由なボードが欲しいなあと個人的にはすごく思います。
基本、早いボードじゃなきゃ売りにくいのはわかるんですけど、なんか遊びが欲しいです。
その遊びを求めている人たちにとってはなかなか手が出にくい分野になってしまうのかなと。
まあ、人口が少ないから選択肢を増やすことができないのが何よりの問題なんでしょうがね。
競技人口が少ない→板がたくさん売れない→シェア取るために早い板を売る→遊びのある板にまで開発が進まない→競技人口増えない。
デフレスパイラルみたいになってますね(笑)
もう一つはワイドボードの限界です。
限界というのも少し違いますが、多分、ワイドボードも淘汰されていくと思います。
ワイドボードはドラグがなく、足の大きい人に有効です。
特にどんな板に向いているのかというと、パウダーカービングやハンマーヘッドなどのカービングボードが向いているんですよね。
何故かというと、フレックスやトーションがある程度硬めの板の設計にドンピシャだからです。
逆に言うと、やわらかい板には向いていないと思うんですよね。
どうしても板が硬くなってします。
最初からワイドボード設計されているのであれば問題ありません。
もともと細い板なのに太くしてしまうと、なんか、カタログとは違うなあと思うことが増えてきたんですよね。
ワイドボードが増えてきたからこそそういう違和感に気が付く人が増えてくると思います。
あと、ワイドシェイプじゃなくてもいいじゃんと思えたのはドラグダケの存在です。
通常の板に通常の性能のまま足の大きな人が乗れるようになったのは本当に大きかったです。
今後はワイドボードの必要がない板は結構淘汰されていくと思います。
まあ、結構先になると思いますが。
オリンピック効果ってあったの?
今シーズンは北京オリンピックがありました。
実際効果があったのかという部分です。
自分は基本、富山でしか滑らないのですが、やはりあったと思います。
ゲレンデ人口はなんとなしに増えましたし、キッカーはいる人も増えたのかなと。
高鷲スノーパークや白馬47に行ったときもハーフパイプの列とかすごかったですしね。
あと、来季の予約がすごいことになっているらしいです。
来季の雪予想的には今年や昨年ほどは降らないと思うんですが、例年並みに滑れたらいいんだろうなという感じです。
雪がないとできないスポーツではあるので、そればっかりは神頼みですが。
来季も楽しみにしている人がいるということですし、その人たちが増えたというのもうれしい部分ですね。
まとめ
いつも思うんですけど、足ちっちゃく生まれたかったなあと。
スノボうまい人って足小さいと思うんですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。