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【スノーボード】VOLA WAX:大注目の新しい液体ワックス

おはようございます。

今朝はワックスの話です。
21-22シーズン最注目のVOLA WAXについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】VOLA WAX:大注目の新しい液体ワックス

結論

VOLA WAXは今シーズンから日本で発売されるフランス産のワックスです。
アイロンが不要なのに固形ワックスと同じくらいの効果を発揮します。

詳細は下に書きます。

VOLA WAXって?

ヴォラワックスはフランス産のワックスブランドです。
これが今シーズンから日本で販売されるようになりました。

1935年、フランスのコルマールという場所からスタートしました。
当時最長のゲレンデから「Parsenn」という名前で始まりました。

1960年に今のVOLAという名前になり、今日に至るまで高品質のワックスを作り続けています。
非常に歴史のあるワックスブランドですね。

VOLA WAX

なんで話題になっているの?

VOLA WAXで検索してこのページにたどり着いた人はおそらく説明不要でしょう。
通常の固形ワックスもあるんですが、リキッドワックスがすごいんです。

塗る→乾かす→ブラッシング
この手順でホットワックスと同等の効果が期待できるからすごいんですよね。

アイロンもワックス台もスクレーパーも必要ないです。
床で作業して十分な効果が得られるんですよね。

これは素晴らしいですよね。
場所も必要ないし、道具も必要ない。

ホットワックスに興味があるけど、やる自信がない。
そんな人におススメですよね。

なんでそんなに簡単なの?

実際に購入してこのワックスの成分を見てみました。
細かい成分名は書かれていませんでしたが、一つだけ書いてありました。

Hydrocarbons, C8-C9, isoalkanes

構造式を見てみましたが、直鎖上のアルカン化合物ですね。
多分これは溶媒なんだと思います。

この液体にワックス成分を溶解させて、液体状にしているんだと思います。
滑走表面に塗られたベースワックスを溶かしながら染み込み、乾固していくのだと思います。

そのため、保管は密閉状態必須だと思います。
気化してしまうと濃度が変わり、均一に塗ることが難しくなると思うんですよね。

しみわたり、乾いた部分は薄く、粒子状だと思うので、スクレーパーが不要になります。
ほとんど凸凹がない状態です。

その為、ブラシで仕上げれば滑走がもう可能なんですよね。

注意点は?

ベースワックスは必須になります。
あくまで推察ですが、付着するためのベースのパラフィンは必要になります。

ベースが十分でないと、均一にワックスがいきわたらないので、せっかくのリキッドの意味がほとんどなくなります。
とはいえ、ベースワックスは自分でやる必要はありません。

お店でやってもらえばいいので、シーズン初め(今の時期)にお店にワックスを頼めばよいです。
そうすれば、ベースワックスは初回のみで事足りますし、リキッドワックスは必要時に塗ればいいと思います。

固まりやすい。
低温に保存すると固まるそうです。

前日とかに部屋で塗って、当日ゲレンデでブラシで仕上げるとかが使い方としてはいいと思います。

塗る頻度は滑るたび。
薄く塗られるため、毎回塗ることが推奨されています。

毎回塗っても、通常の使い方ならば1ビンでワンシーズン余裕で持ちます。

蓋はちゃんとしめる。
上にも書きましたが、気化するとあまりよくなさそうです。

また、上に書いた化合物はあまり体にもよくなさそうです。
吸い込んだりしないようにしましょう。

本来ならレッド(-5~0℃)もしくはバイオレット(-12~-4℃)をお勧めしたいです。
おすすめしたいのですが、あまりの人気で入手が困難です。

MAPLUSもおススメ

イタリアのワックスになりますが、リキッドワックスのMAPLUSもおススメです。
使い方はVOLA WAXとほとんど変わりません。

レビューを見ると、ふたが少々あけにくいようです。

ワックスの基本知識について

ワックスの基本については下の記事に書いてあります。
ご参考までにどうぞ。

【スノーボード】ワックスの話:イメージでとらえてみよう | マタハチのスノテン (nuha-matahachi.com)

まとめ

今シーズン大注目のワックス VOLA WAXを紹介しました。
品切れのところも多いらしく、かなり入手困難になっています。
初年ということもあり、そこまで数量を輸入していないみたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。