スノーボード なかなか厳しい世の中だけど 思いっきり楽しみたいよね!!!

【スノーボード】ワックスの話:滑走ワックスの手順

おはようございます。

今朝はワックスの話です。
滑走ワックスの入れ方について書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。

【スノーボード】ワックスの話:滑走ワックスの手順

結論

ワックスの入れ方はベースワックスとほとんど同様。
表面の仕上げ方を気にするようにしてください。

詳細は下に書きます。

滑走ワックスの手順

必要なもの

ガリウム 滑走ワックス(フッ素系)
アイロン
アイロン台
ワクシングペーパー
スクレーパー
ボアブラシ
馬毛ブラシ
ファイバーテックス
スクレーパーシャープナー(あれば)

操作

アイロンの温度を十分に上げます。
ワックスをアイロンにつけてワックスの溶けた面をソールにこすりつけます。
何度かこすりつけて、ソール全面をワックスで埋めます。
ワクシングペーパーをソールとアイロンの間に挟み、アイロンをかけます。
あまり早くかけるとワックスが解けません。
遅すぎてもソールが焼けてしまいます。
気持ちゆっくるいめで構いませんので、アイロンがけをします。
滑走ワックスはベースワックスに比べると硬く溶けにくいです。
下地のワックスと滑走ワックスを結合させていくイメージが必要です。
上に重ねて塗るのではなく、下地のワックスも溶かしながら滑走ワックスを染み込ませていくのです。
ワクシングペーパーでソール全体にワックスを広げてましょう。

温度が下がり、完全に固まるのを待ちます。(2時間以上)
ノーズからテールにかけてワックスを削っていきます。
ワックスを8割くらい落とすイメージで削っていきましょう。
滑走ワックスは硬いので力が必要になります。
板を反らせながらぐいぐいと削っていきましょう。
スクレーパーの角は丸くなりやすいのでシャープナーでこまめに削りましょう。
均等にワックスが削れたらブラシをかけます。
目に入った細かいワックスを落とします。
ボアブラシでかき出し、ファイバーテックスで削りかすを取っていきます。

ワックスを全部削り取ってしまうとワックスをかけた意味がありません。
削らな過ぎても滑走面が凸凹になって滑りにくくなってしまいます。
平ならいいです。

かすがある程度なくなったら、馬毛ブラシで仕上げます。
ピカピカに磨き上げましょう。

なんのワックスを何回入れればいいの?

なんとなくのイメージ図です。

バイオレットのフッ素系ワックスを入れるのには
ベース×2→ピンク×2→バイオレット×2→バイオレットフッ素×3
という感じになります。

軽く1週間はかかると思います。

バイオレットならベースの上に直接入れてもおそらく問題ないのですが、硬いワックスだと溶かす温度が違うため、十分に混ざり合わず、強い下地が作れません。
焦らずじっくりとワックスを入れるためにも、早め早めに動きましょう。

まとめ

滑走ワックスを入れる手順を書きました。
滑走ワックスで重要なのは滑走面の仕上げです。
スクレーパーで余計なワックスは削り取り、馬毛ブラシでピカピカに仕上げましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。