おはようございます。
今朝は雑談です。
先シーズン知り合った人に、「日本の板って高いよね」と言われたので、それについて考えてみました。
最後まで読んでいただけると幸甚の限りです。
【スノーボード】国産ボードは高い?:ちょっと思ったこと
結論
ブランドの価値作成にも成功していますし、材料の品質も技術力もすごいです。
ただ、高いと思われてしまう部分もあるなと感じます。
詳細は下に書きます。
商品に高価な価値が生まれる理由
日本のスノーボードの価値についてですが、基本的には価値に見合った価格になっていると思います。
価値に対する価格って考え方が何パターンかあると思うんですよね。
スノーボードは比較的新しいスポーツですが、スポーツの人口も結構いると思います。
スポーツとしてスノーボードに乗っている人と、趣味として乗っている人とで別れてはきますが。
マイナーなスポーツであった時期は価値を見出せる人が少なく、その為、価格帯が安めに設定されます。
創成期はそうなりやすいかなと。
価値より先に価格に目が行き、少し安めにしないと普及してくれない感じですかね。
ある程度価値を見出せる人が増えてくると、価値に見合った価格を出せていけます。
また、少し価値を上げた製品も作れるようになり、価格帯がおのずと高くなっていきます。
求める人と作る人の相乗効果ですね。
最後に価格ありきの性能。
価格が先に来て、この価格ならこのくらいの性能だろうという感じです。
買い手は納得しやすい状態ですが、あまり健全な感じじゃないんですよね。
努力感が薄れている感じがするんですよね。
決められた金額の枠の中で行ける範囲内のみの技術を詰め込むというか、
そんな感じです。
スノーボードが高価になる理由
高品質な素材と技術
高品質な素材と先進的な技術を使用することによる価格の上昇。
これにより、耐久性、パフォーマンス、快適性が向上しますが、素材や技術のコストが価格に反映されてしまいます。
職人技と精密な製造プロセス
職人技と精密な製造プロセスにこだわっており、一つ一つのボードが高い精度で作られています。
日本のスノーボードはよくできているんですけどやはり、製造コストが高くなり、その分価格も高くなります。
ブランド力
信頼性と高い評価を受けているブランドが多く、そのブランド力が価格に影響します。
有名ブランドは、品質とパフォーマンスの高さからプレミアム価格が設定されています。
限定モデルとカスタムオプション
限定モデルやカスタムオプションが用意されていることがあり、これらの特別なボードはさらに高価になります。
限定モデルは特別なデザインや素材を使用しているため、コストが上がります。
環境への配慮
環境に配慮した製品作りを行っています。
エコフレンドリーな素材や製造プロセスを採用することはコストが高くなる要因となりますが、その分環境への負担が少なく、消費者からの支持も得られやすくなります。
実際に国産スノーボードは高いのか?
買い手と売り手が納得していればよいとは思います。
個人としてはやや高いかなと。
というのも、海外ブランドに比べて価格帯がやはり上。
繊細かつ職人技だなと思いますが、その分価格を上乗せしたとしてもその価格に価値を見出せるかは乗る人次第化と思います。
価格内で限界まで努力しているのはわかるんですけどね。
単体で考えると上記のような感じですが、高く感じる理由はほかにあると思うんですよね。
それは、初心者に優しくないという面かなと。
エントリーモデルはあるんですよ。
もちろん価格も抑えていますし。
ただ、種類も少ないし、海外のエントリーモデルに比べたら価格は高いと思います。
何となくですけど、国産ブランドのターゲット層は中級者以上で、
初心者・初級者は海外ブランドに任せたって感じになっている気がするんですよね。
というのも、ある程度慣れてくると、乗っている板で初心者ってわかってくるじゃないですか。
サロモンやファナティックが多いですよね。
バートンも結構多いですよね。
いわゆる総合スノーボードブランドになってくるんですけど、懐が深いなあと思います。
ブランドとして安定的にキャッシュフローが見込めるのはやはり中級者以上になってくると思います。
ただ、未来の投資を考えると、スノーボードのすそ野を広げることも重要かと思います。
何となく国産ブランドはその部分が弱いのかもしれないですね。
意見を取り入れたり、自分の乗りたい板を作ったりするところは非常に強いんですけどね。
だから逆に初心者をターゲットにしたブランドがあってもいいかもしれないですね。
ブランド間で協力するとかして。
まとめ
ブランド全体でみるとエントリーや低価格帯が少ないため、高めにみられてしまうのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。